先ほど本日最後のHRが終了し、生徒はみなそれぞれの勉強の態勢に入りました。もちろん就寝する人もいれば最後に一風呂浴びようという人もいて、様子はさまざまです。
HRでは昨日の「自己採点」よりマイナスの点数をつける人が多かったような印象でした。理由を聞くと、
「眠くて緊張感が切れてしまった」
「うとうとっとして、いけないと思うのですが、睡魔に勝てなかった」
「相変わらずのケアレスミスが続き、がっくりきた」
というような理由がほとんどでした。
身体が疲れてくれば睡魔が襲うのは誰でも同じなので、それを防ぐ方法としては、
「間の短い休み時間に、短時間でよいので仮眠を取る」
ことを薦めておきました。
最後に私から、昨日のこのブログのPVが450を超えたことを例にとり、
「君たちはここで、自分だけで勉強していると思っているかもしれない。でもそうではない。ここにいる君たちのことを、口にはださないがいつでも考え、祈るような思いで応援してくれているご家族の方がいる。そのことを『絶対に!』忘れてはならない。身体が疲れて眠くなることもあるだろう。怠け心が忍び込むこともあるだろう。そのようなとき、君たちのことを思いながら直接思いを伝えることもできず、じっとその思いを我慢しているご両親、ご兄弟のことを思い出さねばならない。その気持ちが少しでもわかれば、たとえ一度失敗したとしても、新たなスタートが切れるはずだ。さあ、これからもその思いを忘れずにがんばろう!」
というような話しをしました。
自分のことを棚にあげるようで恥ずかしいのですが、
「親孝行のできない子には、所詮何にもできない」
と私は考えています。はるか昔、空手の先生に教わった言葉です。
今生徒たちにできる最大の『親孝行』は、
「死に物狂いで勉強すること」
ではないでしょうか。そのことを少しでも理解してもらいたいと思います。
明日は午後から「理科」(生物・化学・物理)になります。夕刻には現役生のA部さんが合流し、参加者が全員揃います。