2008年3月12日水曜日

帰ってきたら暖かかったです(笑)

昨日夕刻成田に無事つきました。今日から学校です。

短い時間でしたが、非常に得るところの大きい旅でもありました。団体旅行を今までに一度もしたことのない私にとって、何十人もの集団で他国を駆け回るというのは、とても「おぞましい」(笑)ものに見えてしまいます。

団体旅行にはそれなりに利点も意味もあるとは思うものの、外国での時間を100%自分の思い通りに使える自由さには敵わないように思えます。もちろん自分で決める以上はその結果は、たとえ悪いものであっても、自分で取らねばならないわけで、今回もそれに近いことが何度かありました。

団体旅行ならば旅行代理店やガイドさんを責めればよいのでしょうが、個人旅行はそう行きません。良くても悪くても、その結果責任は自分で・・・、これは人生そのものなのではないでしょうか(笑)。

人生そのものが「旅」にたとえられることが多いことからも分かるとおり、時間軸に沿って何かに向かって進んでいる状態は、具体的な移動行動である旅行に良く似ています。

目標に向かって進んでいる状態が旅であるならば「合格」に向かって進んでいるみなさんの状態もまた「旅」であるに違いありません。

いやなこともあるし、意のままにならないこともあるのが「旅」です。旅を楽しむ一番の方法は「加点方式」で物事を見ることです。「減点方式」はいけません。

どんなことが起こっても「これは日本では体験できないことだ」と思えば、貴重な経験となることでしょう。異国で病気になることほどつらくて心細いことはありませんが、加点方式で考えるなら「外国で病気になれるなんて、お金を払ってもできることではない」ということになるでしょう。

人生に対する積極的で建設的な見方を、体験的・経験的に身につけてゆける最高のチャンスが「受験」という経験なのだと言ったら、うがち過ぎでしょうか(笑)。

いずれにせよ、いろんなことを考え、いろんな人にであった旅でした。具体的な思い出は思いつくままに書きたいと思います。

それにしても東京は暖かかったですね(笑)。向こう(フランス、イタリア)は日中5度、朝晩は氷点下でした。また成田に降りた瞬間の印象が「日本って何て明るいんだろう」というものでした。

早速今朝は人身事故で中央線が遅れてひどい目にあいましたけれど、やはり自分のすんでいるところはよいものだなと改めて思った次第です。