2008年3月26日水曜日

more concerned with what they do than who they are

今日の「医系英語講座」で読んだ英語の文章に次のような部分がありました。

Long-lived individuals seem to be more concerned with what they do than who they are. They live outside themselves rather than dwelling on their own personalities.

『長生きをする人は、自分の肩書などよりもむしろ、実際に自分が何をするかを気にかけるものだ。彼らは自分の性格や人柄をくよくよ悩むより、外側の世界で生きるのだ』

読みながら「これはご老人だけではなくて、受験生にも当てはまることだなぁ・・・」と思いました。

受験生の中には常に問題を自分の内面に関連付けて考えようとする傾向の人がいます。「この問題ができないのは、自分の性格が弱いからだ」「成績が上がらないのは自分の人格が完成していないからだ」「思うように勉強がはかどらないのは、自分の性格に欠陥があるからに違いない」…等等。

確かにそういう側面がなきにしもあらず・・・という人も、中にはいます。でもほとんどの場合、成績が上がらない理由は、単に「適切な練習の不足」に尽きることが多いのです。

「練習」や「演習」は、分かったことの繰り返しで定着を図り、次の「わからない」に挑戦するプロセスです。繰り返しには時間がかかります。一人ではなかなかできません。適切な指導者がいて、そのための場所と時間が保証されて初めてできることです。

練習や演習のよいところは、する側の性格や人柄には何の関係もないことです。やる気になって条件が整えばだれでもできることなのです。

自分の性格や人格に悩んでいるヒマがあれば(笑)、その分一題でも多くの問題を解いて、力をつけませんか?

そんな方のご来校をお待ちしております。