2008年3月21日金曜日

医学部合格者インタビュー(パート4)

前回の続きです。Aさんへのインタビューはこれで終わります。

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Q:さて、それじゃ、後輩になにか一言アドバイスなどを・・・。

A:入試は満点取らなくても合格します。そのために、他人が出来る問題を絶対に落とさない、というところから勉強を始めてください。天才ならどこからやってもいいけれど、そうじゃない、私みたいな凡才(笑)は、人より先んずることも大事だけれど、それより、人ができるものは絶対自分もできる!!っていうところまで持ってゆくことがまず大事なことだと思います。

女子医の問題も、私は(特に英語は)絶対に合格圏すれすれだったと思っています。自信あります(笑)。それでも合格は合格です。満点取る努力より、合格点すれすれでもよいから、いつでもその点数だけは取れるというlevelにまで自分を持ってゆくことが、何より大事だと思います。

そのためには、医進の授業を活用すること。お金払っているのだから、先生や事務局を利用しないのはおかしいですよ(笑)。その日に自分が何をならって、何が分かってないかを、その日のうちに復習すること。何が分からないかだけでもわかっておくと、次の授業へのモティベーションが違ってきます。

男女の差はいいたくないけれど(悔しいから・笑)、でも女子は一般的にいって数学や化学は弱いと思います。自分がそうですからわかります。弱い科目はついつい後回しになります。これが一番いけないと思います。出来ない科目は内容を小分けにして、毎日やらないと、結果としてみるとこなした量が決定的に少ないということになります。

嫌いな科目は毎日やる(笑)っていうくらいの気持ちになってもらいたいと思います。

医進は少人数だからこれに慣れ切ってしまうと、大人数の受験で違和感を感じてしまうから、2学期になったら全国模試などは、一般の会場で受けてみるのもよいと思います。

いろいろやり方はあるけれど、学力をつける方法は自分に一番あったやりかたを見つけることしかありません。その代わりそれが見つかれば一生の宝になります。私の大学での勉強は基本的には医進で教えてもらったやりかたの延長です。

どうか気持ちを落ち込ませず、平常心で坦々と過ごしてください。キャンパスでお目にかかれるのを楽しみにしています。

Q:どうもありがとうございました。またいつでも遊びにきてください。