2008年2月20日水曜日

医学部受験のプロが揃う。医進塾の講師。

つい先ほど学校説明のin-take面接に来校された方が医進塾の講師について質問をして行かれました。その人は今まで大手の予備校の医系コースにいて勉強していたのですが、残念ながら今年受験校全部に失敗し、来年は必ず!!という気持ちをもっていろいろなところを見て歩いているとのことでした。

その方の話しで驚いたことなのですが、その学校の講師の中には、授業時間に様々なパフォーマンス(漫才をやったり歌を歌ったり、紙吹雪を散らしたり・・・等々)をするのはよいとして、授業そのものを全くやらない人もいるということなのです。

「授業やらないで、何しているの?」

と私が聞くと、

「雑談ばっかりやっているのです」

とのこと。

「雑談ばかりじゃ時間がもたないでしょ?」

と続けて聞くと、

「しゃべりは確かに上手なので、なんとなくぼや~っと聞いてしまうのです(笑)」

というお返事でした。

思わず「う~ん」とうなってしまいました(ーー;)。

医進塾の講師に、そういうタイプは一人もおりません。以前は若干それに近い方もいたのですが、結局お引きいただき、現在残っている先生方は最終的に20倍近い競争率を乗り切ってきた方たちだけです。

医進塾の講師選定基準は、学力・指導力はもちろんのこと、受講生に対する対応のしかた、教材作成のノウハウ、その他、教職にあるものならば当然期待される力を、その最高水準に近い状態でお持ちかどうかということです。学力・実力も含めた総合的なお人柄と言ってもよいでしょう。

ですから授業中にパフォーマンスをして時間を取るなどとはもっての外ということに、当然なってきます。

坦々とした授業を延々とやられたら受講生が眠くなってしまう面は否定できませんね。その場合であっても、今教えている内容を、もっと砕けた別の面からみさせるような内容の雑談を、と規定されておりますので、脱線は必要最小限に抑えられるのです(当たり前といえばこれほど当たり前のことはありませんね(笑))。

同じ理由でチャイムが鳴ってから教室に行くという先生は、医進塾には一人もいません。チャイムが鳴る前に教室から出てきてしまう先生もおりません。みな時間一杯、90分、あるいは180分をぎりぎりまで使います。

先生方は、ご自分の授業の前から教室で皆さんの来るのをまっておりますし、授業のあとも質問は自由です。

こんな先生方になれているものですので、最初に聞いた話しには強烈な違和感を持つと同時に、それじゃ受講生も、その講師にとってもかわいそうなことだ、とつくづく思った次第です。

受講生にとっては学力が向上しないという点でかわいそうですし、その講師にとっては受講生から飛んでくる厳しい質問の連発で鍛えられるチャンスを逃している、自分の職業能力向上のチャンスを逸しているという点でかわいそうです。

そう思うと、医進の生徒と講師は幸せなのかもしれませんね(笑)。