今日は個別指導の日+SSの日でした。
1,2時限目は「数学」。最初は誰も質問に来ず、先生方も若干手持ち無沙汰のような感じでした。でも30分も過ぎると次第に質問の生徒が教室に来出し、最後のころには、
「時間内で終わるかな」
とこちらが心配になるほど、盛況でした。
午後の「生物」も同じでした。
16時からHR開催。
来週月曜日から始まる「冬期合宿」に関する連絡などが中心でしたが、最後に私から簡単な話しをさせてもらいました。
それはこの時期になると、必ず医進の生徒全員に話すことで、言いたいことはたった一つ、
「恐れてはならない!!」
ということです。
人生経験がそれほど豊富というわけではない彼ら・彼女らにとって、理系の入試はまさに
「一生をかけた」
ものである分、そのプレッシャーは大変なものなのです。
口ではいろいろなことをいい、頭ではまたいろいろ考えたとしても、実際にその場になってみると、他人には到底理解できないほどの、
「重圧」
を感じるものです。
気の毒だな、と思います。
代わってやりたい、とも思います。
一日が48時間あれば良いのに、とも思うのです。
現実はそうではありません。
人間や動物の「生命」を預かる仕事につこうとするものは、例外なくこの道を通り、乗り越え、先に進まなければならない、これは一つの
「宿命」
のようなものだと言ってもよいでしょう。
であるならば、今のこの苦しい時期を、なんとしても、
「乗り越える!!」
と思わねばならない。そして実際に乗り切って先に進むことしか方法はないのです。
弱気になり、萎縮して、閉じ篭り、引きこもり、
「ま、来年があるさ!」
と思ってしまえば、今は楽になるかもしれない。
でもそれは将来につながる態度では絶対にありません。
HRで私が話したのはそのことです。
少し厳しかったかもしれません。でも今自分に厳しくしなければいつ厳しくするのか、
「今頑張らずに、いつ頑張る!」
の精神を持ってもらいたい。
それが私の本当に彼らに伝えたかったことでした。