2011年12月14日水曜日

戦艦三笠


なんだか殆ど私の『趣味の世界』のようですが・・・笑。

上の写真が日本海軍が購入した当初の『三笠』の写真です。
右正面からの写真です。


下のこの写真が、現在横須賀市に『記念艦三笠』として残されているものです。左後方からの画像ですので、上の写真とはちょうど逆から撮っていることになります。


中甲板以下は当時のままです。『参謀室』『艦長室』『士官室』『連合艦隊司令長官室』などは、当時のまま残されています。画像の一番右端、ドアが開いている部分が『指令長官室』になります。

残念ながら上甲板の主砲や艦橋、マストなどはみな戦後になってから、当時の設計図を元に復元したもので、本物ではありません。それでも大きさなどは寸分違わずに再生したということなので、当時の気分をそのまま味わえるようになっています。

NHK『坂の上の雲』の大ヒットを受けて横須賀市もこの『記念艦三笠』の観光資源としての価値を再認識したようで、横須賀中央駅から三笠までの1キロほどの距離には、様々な趣向がこらされているとのことです。

あまり観光地化すると、大体ろくなことがないので(笑)、私としてはうれしいやら残念やら、複雑な気持ちです。

でも近いうちに時間を見て訪れたいとは思っています。

戦艦三笠のブリッジ(上の写真の右側マストの下部、二本ある煙突のうち右側の傍)に上った時の最初の印象は、

「こんなに小さい船だったのか・・・」

というものでした。

規模においては『戦艦大和』の半分弱にしかなりません。こんなに小さな戦艦で、良くもまぁ大ロシア帝国自慢の『バルチック艦隊』を全滅させたものだと驚くと同時に、それだけ当時の軍人の「質」が高かったということでもあろうと思った次第です。

このあたり、詳しいことは『坂の上の雲』の次回「敵艦見ゆ」、次々回「日本海海戦」をご覧ください・・・(笑)。

なんだかNHKの宣伝になってしまいましたが・・・(笑)。