2011年1月18日火曜日

入試に向かう心構え

明日から医学部の入試が始まります。
医進からも数名が受けることになります。

もうここまできたら言うことはありません。
勝利の女神を微笑ませるのか、勝負の厳しさを思い知るのか、そのどちらかです。

私が医進の生徒に期待することはたった一つです。

「堂々と胸をはって試験場に向かい、凛とした姿勢で受験すること」

これだけです。

彼らはこの一年間、本当に努力を重ねてきました。
先生方の指導にのり、さまざまな問題をこなし、悩みや苦しみを乗り越えてここまできました。

今この段階で、何をじたばたすることがあるでしょう。
今までに学んだことを、そのままストレートに解答用紙に出せばよいのです。

間違うこともあるでしょう。
計算違いをするかもしれない。
勘違いもあるかもしれません。

その自分をすべてそのまま受け入れましょう。
間違ってもあせらず、動揺せず、直せる範囲で直して先に進めばよいことなのです。

試験は出題者との「対話」です。
堂々と対話してきましょう。

相手のご機嫌を取るようなひねこびた、卑屈な姿勢は禁物です。
向こうもそのような姿勢を期待してはいません。

最後まで自分を信じて、自分がやってきたことを信じて、先に進みましょう。

未来はそこから開けてくるものだからです。