2011年1月26日水曜日

予備校のベスト、高校のベスト(パート3)

(前回の続きです)

本当はもっと短く切り上げようと思っていたのですが、書き出すととまらないものですね(~_~;)。30年以上もいろいろなことを考え続けてきたものですので、つい筆が走り勝ちになります。

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前回は「学校のベスト」について書きました。今日は「予備校のベスト」について少し書いてみたいと思います。

予備校のベスト・・・たぶん圧倒的多数の方が「授業でしょ?」と答えると思います。読んでいるあなたはいかがですか?(笑)。

これは間違いではないのですね。確かに予備校の先生は(前に書いたように)自分の自由な時間を使って自分の思うとおりの授業を展開できます。教材が決まっていたとしても、それをどう使うかは原則として先生の裁量に任されることが普通ですので、1条校に比べると、ずっと楽な気持ちで授業に迎えます。

それが変な方向に行くと「ワースト」になってしまうにしても、そうでない方もたくさんいます。だから授業が予備校のベストと考えることそれ自体は間違いではありません。

でも「授業」だけで「ベスト」と言えるか?これが大きな問題なのです。

内容と発展性のあるよい授業が予備校の「生命線」であることは言うまでもありません。でもそれだけが予備校のベストではありません。「授業を含めた、勉強の環境(人的・物的)の全体」が「予備校のベスト」なのです。

言葉にすると少し難しいようですが、案外簡単なことです。

そこにくると「自然に勉強しなきゃっていう感じになる」のが予備校のベストだと言ってもよいでしょう。

そのためには「物的環境(静かな教室、確保された自習室の空間、すぐそばにある講師室、等)と「人的環境」(いつでも回りにいる先生方、質問しやすい雰囲気、聞かなくても向こうから声をかけてくれる先生、合格した先輩との接点、等)が絶対に必要なのです。

もちろんそれらをすべて管理監督する人がそばにいて、いつでも疑問、質問、要望をぶつけることができる環境も必要です。

今書いたことが、全部そろって「予備校のベスト」になります。先ほど書いたように「そこに行くと、自然に勉強したくなる雰囲気を作るものすべて」がそれなのです。

この「予備校のベスト」に、前回書いた「学校のベスト」が加わったら、それは理想的な学校ということにならないでしょうか?

私が作りたかったのはそのような学校なのです。

医進塾は、自分でいうのもなんですが(笑)、ほぼこの条件を満たしていると思います。
もちろん私だけの力で今の医進ができたわけではありません。
むしろ私の力などは小さいものです。

実際この学校がここまでくるのには多くの人の協力がありました。

次回はそのことについて少し書きたいと思います。

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なかなか話しが終わりません(笑)。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。