食事の時に数名の生徒と話をしました。
「問題を見て驚きました。以前は全然わからなかった問題が、きちんと解けるんです。出した答えに誤りがあることもありますが、解答の方針がきちんとわかるということが『感動!』です。あ、自分は進歩したなって思えた瞬間が最高!です」
こういう感想はこちらも聞いていてうれしくなります。この感動を自分の心にしっかりと焼き付けることで、これからの困難にも負けずに進めるのだと思います。
「最悪でした。一題もわからない。解き方すらわからない。先生の解説を聞いても理解できないことが多くて、いやになりました」
こういうこともあると思います。大事なことは、これがすべてと思わないことです。
出来る問題もあれば、できない問題もあります。たまたまできない問題が連続するということだってあることなのです。
今晩の最後の時間に、「よい思い出を心にしっかりと刻み付け、悪い思い出はなるべくダメージを少なくする方法」を、具体的に教えたいと思います。心理療法でいうFocusingという手法を使ったものです。別に怪しげな自己啓発の手法ではありませんので、ご安心ください(笑)。むしろ単純なイメージトレーニングのようなものです。