医進塾の夏期講座は、その圧倒的多数の授業を「数学」に割いています。
理由は単純で、みんなが一番できない教科だからです(笑)。
以前このブログに書いたこともありますが、数学は一番「コストパフォーマンスの低い」教科だからでもあります。
ひとつの分野ができたとしても、それがイコール他の分野ができることにはなりません。多かれ少なかれ理科系の科目全般にはそういうところがあるものですが、それでも数学には適わないと思います。
苦手な科目は「毎日やること!」これは絶対の鉄則です。
好きな科目、できる科目はほうっておいてもなんとなく手がでるものです。苦手科目はその反対です。だからこそ意識的に「毎日やる」癖をつけなければならないのです。
それを形にすると医進塾の夏期講座のような時間割になります(笑)。
今日から始まった夏期講座第3週目は、午前3時間「数学」、午後3時間「数学」の合計6時間が数学に充てられています。その後個別指導で数学をやる人もいます。平行して「小論文」の授業が夜に入っています。
明日は夜間講座に「生物」補講が入ります。
数学がメインとは言え、必要なものはそれ以外にも多々ありますから、できる範囲でバランスをとることも同時に重要な項目ともなります。
数学に重点を置きつつ、かつ全体のバランスをとって・・・と言うと、なんだか逆立ちしながら前転をする、というような「不可能問題」をさせているようにも聞こえます。
でも医進塾の塾生は、みなそれをやっているのです。
やればできるものだし、やらなければ来年の合格はおぼつきません。
身体に負荷をかけなければできないこともあります。
負荷に負けず、それを楽しむ・・・という境地にまで至ってくれるとありがたいのですが・・・(笑)。
私たちも一緒にがんばってゆきます。