先ほど今日の授業が終わりました。
これから各自の勉強時間になります。今のうちに風呂に行く人も多いようですね。
今日のHRの時間を使い、「合宿への抱負」(初日に書いて提出したもの)を再読してもらいました。自分の期待、計画とはずいぶんと違ったこともあったことでしょう。案外うまくいったこともあったかもしれません。でも「自分は予定通り完璧にできた」といえる人は、そういないはずです。
それが人生というものです(笑)。
よいことも悪いことも、みな同じようにあり、それら全てのことを淡々と乗り越えて行ってはじめて本当の学力というものがついてくるのです。
「(心理療法では)セオリーどおりに行くことは万に一つもない。だがセオリーを知らなければ次に何をするべきかが判断できない。そうなったら臨床家としての破綻だ」
私が臨床心理学を学んでいる時、恩師のT先生から教わった言葉です。
その意味で、この折り返し点で最初の計画と抱負とを振り返り、後半への思いを新たにすることはとても大事なことです。
皆がその大事さに気がつき、よく出来た人もそうでなかった人もリスタートが切れるよう、そして最終日に「つらかったが、やっぱり来てよかった!」といえるよう、指導に力をいれたいと考えています。