2012年1月6日金曜日

小寒・・・

今日は小寒でした。

これから大寒を挟んでの1ヶ月くらいが一番寒い時期ということになっているようです。

確かに入試の前後が年間で一番寒く、試験のときに「寒さ対策をしてゆきなさい」といわれないことはありません。

何もこんなに寒い時期に、大事な試験をしなくても・・・とは良く思うことです。ですが、実際にやってみるとわかる通り、寒さがストレートに身体にダメージを与えることは、今の時代ですので、あまりありません。

むしろ「寒さ」がもたらすマイナスのイメージからくるメンタルなものの影響のほうがはるかに大きいのです。

医進塾でも、ここ数日「寝坊」による遅刻が続いています。

「時間だ、ベッドから起きようと思ったのですが、ま、いっか、あとちょっと・・・と思って、目が覚めたら9時前でした」

と今朝言った人がいました。

彼だけでなく、だれでも皆それぞれ同じような体験をしていると思います。私も例外ではありません。

「世の中で一番簡単で、一番難しいこと・・・早起き」

という言葉があるそうです。確かに早起きほど簡単で、かつ難しいことはありませんね(笑)。

でもこれも、

「クセ」

になってしまえばどうということはないのだろうと思います。私も毎朝6時前後に起きますが、確かに若いころは夜が遅いこともあって、朝が辛いときもありました。

それでも実際の社会に入り、こういう仕事をしていると、当然のように朝が早くなってきます。年の影響もあるのでしょう(笑)。でも8時過ぎてまでベッドの中にいると、なんだか、時間を無駄にしているように思えてきて、

「もったいない!」

の意識が強くなります。

朝が早いとどれだけ一日を有効に使うことができるか、考えただけで恐ろしくなるほどの違いが生まれるようです。

私の知り合いで、朝の通勤時間だけでスペイン語をマスターした人がいます。もちろんマスターとは言っても日常会話と基本文法のレベルだろうとは思います。でも大したものです。

「朝の通勤時間って、毎日必ず来るでしょう。しかも時間は同じで限定されているから、語学にはベストなのよね」

というのが彼女の言い分でした。

帰りの時間帯は使わないの?、という私の質問に、

「疲れているから集中できないのよね。帰りは自分の好きな音楽を聴いたり本を読んだりに使うのが一番よいと思ってます」

まぁ、それが事実なのでしょうね。

これから寒さが益々募る時期。確かに朝起きるのが辛くなります。でもちょっと視点を変えて

「朝の時間はどうすれば有効に使えるか」

を考えてみると、案外いろいろな使い方ができるのではないでしょうか。

いろいろなことができるということは、それだけ

「自分を伸ばすチャンス」

がそこにあるということです。

暖かい布団に包まってヌクヌクしているのは、確かに気持ちがよいことに違いありませんが、せっかくの

「自分を高めるチャンス」

を逃してしまったら、それこそ大いに

「もったいない」

話しなのではありませんか?

明日はちゃんと起きられるよう、チャレンジしてみてください。