2011年9月28日水曜日

10月の予定

あんなに暑かった今年の夏も、もう過去のものになってしまったような朝夕の涼しさです。

そのためか医進塾でも、お隣の早稲田ゼミナール文系コースでも、風邪引き欠席が相次いでいます。

ほんの少しの心がけで風邪の予防はできるのですが、どうしても夏の記憶があるとそれに引きずられてしまうのでしょう。

風邪は軽い症状のときに治しておくのがベストです。こじらせたりすると後々厄介なことになりますし、身体のほかの部分に影響がでないとも限りません。

自分の身体を自分でコントロールできて初めて、他の「生命」と積極的にかかわりがもてる「資格」が与えられるのだと思います。自分の身体の調子を客観的に把握する練習だと思い、日ごろの健康管理に気をつけて欲しいと思います。

10月は、上旬に「メディカル模試第4回」、中旬に「ベネッセ・駿台全国模試(記述式)」、そして後半に「保護者面談」が予定されています。

現時点で集計中の、メディカルテスト第3回成績と、ベネッセ・駿台全国模試(マーク式)の成績に、メディカル模試第4回を加えた成績表(それ以外に出欠等が記載されたもの)を10月中旬に、各ご家庭に送付の予定です。

全体保護者会を開催するかどうかは未定です。文系と違い、「受験できる大学・学部の数が限定されており、安全校・安全学部がない」医歯薬獣医系の場合、特に進路相談に全体の時間をとる必要がないからです。

前期と同様、必要に応じて個別面談で対応することを考えています。

この時期は志望校決定の時期ですので、塾生との個別面談で問題になるのは

①第1志望校群をどこに定めるか。
②安全校をどこにおくか

の二点のみです。

志望校の選定は本来的には各塾生のプライバシーの一部ですから、私たちが上から目線で「ああしろ、こうしろ」ということはありません。

ですが過去の医進の資料と現在のその塾生の成績から見て、どの程度の合格可能性があるのかという数値的判断はできるわけで、その差があまりに大きいときには「無理だ」という判断がされることもあるかもしれません。

大事なことは、ここでくじけないことです。

今までにも私の知る限りで、男女合わせて何人もの人が「合格可能性30%以下(D判定)」の判定を覆して第一志望に合格してくれています。

その判定基準は、「あくまでも今の時点で」のことだからです。それを覆す方法が決してないということではないのです。

他人と同じことをして、他人と同じ時間に休み、他人と同じ時間に遊び、他人と同じ程度の予習・復習しかしないのであれば、競争に勝つことはできません。

「他人」はあくまで自分の「鏡」としてみるべきなのです。そして相手も自分のことを「鏡」としてみていると思うべきなのです。

互いに相手の中に自分の姿を見るからこそ、自分の普段の勉強を引き締めなければならない、そしてそれだけが「くじけない」自分を作って行くのだと思います。

不安をどこまで抱えて歩けるか、それが試されています。

その意味で10月は「分水嶺」です。一ヶ月の予定を上手に立てて、うまく乗り切るよう、最後まで努力しましょう。