今日の1、2時限は、先週土曜日に実施した「メディカルテスト第3回」の「数学」を徹底復習する授業になります。
試験は受けっぱなしが一番いけないのであって、きちんとした復習・演習をせずに受ける模擬試験は「時間のむだ」にも等しいものです。
試験後すぐに模範解答を配付し、よく復習をするように指示はしますが、特に数学は途中式がありませんので、一人ではなかなか完全な復習はしきれないようです。
試験後最初の時間を全部使って、解説を行うのにはそんな理由があります。80分かけて解いた問題を160分かけて解説します。試験を真剣に受け、まじめに復習をした人にとってはこの160分は密度が二倍にも三倍にもなりますし、苦手な部分をその時間内に克服することも十分に可能です。
英語は辞書と文法書という「強い味方」(笑)がありますから、復習にはそれほど時間がかかりません。長文中の難易度の高い文章の説明と、文法事項の盲点の指摘、それに英作文の別解の解説で十分です。こちらは明日の朝、授業前に30分程度の全体解説で終わらせます。
理科は授業時間中にすべてフォローすることになっています。
一回の試験でこれだけの「学び」の機会が用意されることになりますから、まじめに取り組んだ人には効果は絶大です(その分、塾としては準備が大変ということにもなるのですが・・・笑)。
これから12月上旬まで、全部で3回、全国模試まで入れると6回の大きな試験が待っていることになります。それが終わると今度は「冬期講習」「冬期合宿」で、より実戦に近い問題の演習が用意されています。
これら一つ一つを決してバカにせず、丁寧に乗り越えてもらいたいと思います。