2011年9月26日月曜日

HR講話

24日(土)のHRでお話したことの概略です。

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秋分の日を超え、これから夜がどんどん長くなってきます。

毎年のことですが、ここまで良い調子で来た人が、ここから急にスピードダウンしてしまうことがあるのです。単なるスピードダウンならまだよいので、中には学校に来なくなったり、授業に出なくなったり、遅刻が増えたり、理由なしの欠席が出てきたりします。

すべてがとは言いませんが、天候・気候の影響(夜が長くなってくる、寒くなってくる、等)が大きいということは間違いないと思います。

同時にこの時期は「不安との闘い」の時期でもあります。迫り来る入試、努力に見合わない点数、毎時間行われる演習テストの点数への不満・・・、すべてが「果たして合格できるだろうか・・・」という不安に直結してくるのです。

この不安は最後まで引きずるものなのであって、不安そのものを解消する方法はありません。でも軽減する方法はあります。

その一つが「勉強のけじめ」ということです。

何も抽象的なことではありません。本当に具体的なことです。

「SUP英語の中級は終えた」「単語暗記で一冊完璧に仕上げた」「数学SSを予定通り完了させた」等、自分が完全に終わらせたものを「増やす」ということ尽きるのです。

一年間が終わろうとしているこの時期に「あれもやっていない」「これも終わらせていない」「あの問題集も終わらせていない」「この問題集も中途半端」・・・等々。これが一番いけないのです。

今からでも遅くはありません。

自分の今までの勉強に「けじめ」をだんだんにつけて行く、そんな生活にしてゆきましょう。勉強は「スターティング」も大事ですが、それ以上に大事なのが「クロージング」です。

問題集がたとえ半分しか終わっていなくても、

「この問題集はこれこれこういう理由で途中で終わらせたのであって、できないから中途半端意で投げ出しているのではない」

という

「理由付け」

が出来ていることが大事なのです。

その理由付けが、ただの一人よがりの言い訳にならないようにするためにも、SSの時間の担当講師との相談が大事になってきますね。

これも医進の「しかけ」の一つです。

最後までそれを利用し続けてくれることを期待したいと思います。