その試験を実施して先ほど採点・返却をしましたが、驚いたことに全体の三分の二の生徒が「追試」にひっかかりました。
「満点以外は全員不合格!」
という、厳しい試験でしたので、むしろ合格した三分の一のほうを褒めるべきなのかもしれません。でもたかが「中学校・高校必修不規則動詞」に過ぎません。単語の数は100前後。過去・過去分詞・現在分詞まで全部入れても300程度のものです。1週間で覚えられない筈はないし、たとえどんなに単語力のない生徒であっても、全部が新出単語というはずはありません。
これは要するに、
「練習不足」
ということに尽きます。
三分の二の生徒に対しては、
「近日中に追試!」
を申し渡しました。全員が合格するまで追試は続けます。
確かに答案の中には、×をつけるのが気の毒なくらいの単純なミスがあったことも事実です。ですがダメはダメ。入試はそれほど甘くありません。
この程度の単語が120%完璧に暗記できないようでは、平均競争率15倍~25倍の「医学部・獣医学部入試」に太刀打ちできません。
次回追試はいつやるか未定ですが、なるべく早く実施して全員に合格させてやりたいと思います。
英語の単語でこのレベルでは、数学の計算力のなさは推して知るべしというところでしょうか。こちらは数学科の先生方に今特別講座のアイデアを出して検討してもらっているところです。
ここで甘い顔はできません。はっきりと×は×、ダメはダメとして、必須知識の完全定着を目指したいと思います。