2012年5月31日木曜日

「わかったつもり」と「わかったふり」

昨日までの塾生面接を振り返ってみて「復習の足りなさ」ということを強く感じたということを,昨日このブログに書きました。

「復習の足りなさ」は簡単に言えば「練習の不徹底」が原因ですが,もう一つ塾生諸君全員に言いたいことがあります(これはHRで全員に伝えるつもりです)。

分かったつもり」の勉強,「分かったふり」の勉強に終わっているのではないかという危惧を私が持っているということです。

「本当に自分はこの理解で試験の問題が解けるのか」

「自分の今の理解で本当に十分なのか」

という

「自分に対する問いかけ」

が不徹底なのです。

「ま,今日はこの程度でいいだろう」

「一応分かったから残りは後でやればいい」

というような意識を,塾生が(表には表れないまでも)心の中の

「どこかに持っている」

という印象を強く感じたのです。

これが全ての試験において決定的な

「敗因」

となることは明らかです。

入試に限らず,全ての資格試験・検定試験は,その分野の知識を120%獲得してくれていて初めて合格を得られるものだということを全員に知ってもらいたく思います。

中途半端な知識,いい加減な理解では絶対に合格はできないのです。

「分かったつもり・分かったふり」

の勉強と,はっきり決別する勇気がない人間には,来年の「合格!」は夢のまた夢に終わるでしょう。

絶対にそうさせたくはありません。

今週のHRでは,この点を徹底的に分かってもらうように話すつもりです。