二日目が順調に進んでいます。
外は「猛暑」で、セミナーハウスの外に出るとそれだけで汗が吹き出てくるような気温です。
そんな中でも昼休み時間に、テニスコートでテニスをしている生徒がいました。サッカーボールをけっとばしている生徒もいます。確かに
「気分転換」
にはなるのでしょうが、何もこの熱気の中でやらなくても・・・(笑)とは思います。
熱中症になっては、と、事務室のNさんが唾液を出やすくするキャンデーをもってきてみんなに配ってくれました。ありがたいことです。
先程の天気予報では都内で35度近くを記録したところがあったようです。ここ茨城も内陸ですので、それに負けないほどの気温になっているでしょう。
休み時間にロビーでなんとなく元気のないA君に話しかけました。
「どう?元気にやっている?」
「ダメです・・・。全然できません。自分で自分がいやになりました」
「先生の説明を聞いてもわからない?」
「わかるんです。だから逆に『なぜ自分でできなかったのか』と思って猛烈に悔しくなります」
「それでいいんだよ。そのためにここに来ているのだから。出題される問題が全部キレイに解けるのもそりゃあ良いだろう。でもそれができないのなら、なぜできないかを考えて、そこを埋めればいいだけのことさ。『勝てない、は「負け」じゃない』って昨日言ったじゃないの。そこが出発点になるし、すればいいのだよ。悔しさをバネにしようよ。君ならできるよ!」
「分かりました!やるだけ、やってみます!!」
すぐに教室に向かったA君でした。
先程授業中の画像を取りに教室に行きました。必死になって試験問題に向き合っているA君の姿がありました。
「A君」は、決して具体的な彼だけを指すのではありません。おそらく現在の塾生全員がこの「A君」でしょう。
今、ここを乗り切って、先に一歩でも進んでもらいたいと思います。
「塾生専用ページ」に、午後の授業の画像を数枚載せました。ご覧ください。