2012年8月17日金曜日

夏期講習終了に向けて

昨日のHRで私は次のような話しを全員にしました。

1.夏期の学習計画が「予定通り行った」という人もいるだろうし,「全然予定通りには行かなかった」という人もいるに違いない。

2.大事なことは「予定通りに進んだ」ということよりも,「学習範囲が完全に定着しているかどうか」ということだ。

3.形だけ進んでもなんにもならない。

4.むしろそれが害になることもある。

5.だからこそ「合宿」での「基礎力確認試験」を大事にしてもらいたい。

6.「完全に理解できている部分」と「理解できていない部分」の区別が非常に大事だが,本当に大切なのはそこではない。

7.「理解できていると思っていたのに,実際にやってみたらわかっていなかった」という部分を見つけること,これが今の時点では一番大切なことだ。

8.いまさら「分かったふり」をする人はいないと思う。でも「分かったつもり」になってしまっている人はずいぶんと多いのではなかろうか。

9.その区別は,場合によっては「痛み」を伴う。

10.「こんなにやったのに,まだできない」という思いになることもあるだろう。

11.そこを勇気を出して乗り越えよう!それが将来に繋がる唯一の道だからだ

毎年々々同じような話しをします。

なぜなら,私自身が自分の「勉強」という点で,医進の生徒たちとまったく同じ経験をしているからです。

英語そのものの勉強にしても,日本語・英語のコミュニケーション理論とプレゼンテーションの勉強にしても,まだまだやらねばならないことが山積しています。

私自身が「勉強中」の身ですから,いま医進で熱心に勉学に励んでいる生徒一人ひとりの気持ちは痛いほど理解できるのです。

その意味で,私は医進の塾生を,生徒としてだけではなく勉学に励む「同志」として考えてもいます。

その「同志」と一緒に丸一週間寝食を共にしながら過ごす「合宿」まで,あと3日です。