私たちが一番気になるのは、登校してくるときの塾生の表情です。授業が終わったあとの表情もそうですが、大体終わったときはみんな心からくつろいだ表情になっていて差はありません(笑)。
登校する時の表情は千差万別です。やる気のみなぎった顔もあれば、寝不足で疲れている顔もあります。小テストの内容を気にしながら心配そうに教室に向う顔もあります。朝の登校時の表情を見ると、大体その塾生が何を考えて、何を悩んでいるか、大体のことが分かるのです。
今はまだそれほどではありませんが、これから授業が進み、試験の結果が返却され、進路相談を具体的にする段階になると、とたんに朝の表情が変わってきます。
姿無きを見、声無きを聞く・・・というとかっこいいですが(笑)、実際は、それだけよく生徒の日々の姿を見ているということです。
それが小さな予備校のよさだと思います。