昨日の温度が21度、そして今日が11度ということで、なんだか寒さが身にしみますね(笑)。温度差10度というのはちょっと普通ではない感じがします。
今日は1100から「医進塾教務会議(講師会)」があり、担当の先生方が全員勢ぞろいして、明日からの前期授業のことについて、具体的なことを話し合いました。
最初の一週間はガイダンス期間です。こちらの指導予定・計画が果たしてそのまま進められるものなのか、あるいは補助教材を用意したほうがよいのか、もっと難しい教材に代えた方がよいのか、等の「微調整」期間でもあります。
医進塾のカリキュラムは確定していますし、教材もしっかりしたものが全てそろっています。ですが「年年歳歳花相似たり、歳々年々人同じからず」ですから(笑)、毎年新入生の方に合わせて調整をするのは当然なことです。
明日が最初の授業です。
最初の週は疲れることも多いと思います。朝900から夜の800まで連続6コマの授業を受けるのは大変なことです。しっかりとした心構えをもって授業に出てください。
私たちがいつも強調することのひとつに「ヘンな予習は害になる」という言葉があります。最初はすなおな気持ちで先生の授業を聞き、説明に集中して「理解」することを心がけましょう。
先生方はみな、その「理解」にあわせて「演習」をしてくださいますから、その演習も教わったことをそのまま適応して解答してみてください。
その演習を何度かするうちに「ここはこうしたほうが解きやすい」「この部分はこっちの解き方のほうが便利だ」ということが分かってきます。
解き方に工夫をこらすようになるのはここからで十分です。
英語でも数学でも、ヘンに予習をしてこようとすると、間違った理解、力ずくの解答を出すことがあり、それを訂正・修正するのに時間がかかって本当の理解にまで行かないことがある、と、毎年のように先生方から指摘されます。
最初は素直に、工夫はその後、自分なりの解き方は最後の段階、という、武道でいう「守・破・離」の教えは勉強にもそのまま当てはまるようです。
明日からの授業に集中できるよう、今日はゆっくり休んでください(笑)。
みなさんの元気な顔を見られるのを楽しみにしています。