2008年4月10日木曜日

自習での教室使用

今日は朝から中央線が発電所火災で止まっているそうですね。我が家も中央線沿いにあるのですが、その影響で自宅そばのバス停前には人があふれており、おまわりさんが何人かで整理にあたっているとのことでした。復旧にはあと1時間はかかるとのこと、利用されている方は大変だと思います。どうぞ気をつけて目的地に向かってください。

そんな中、医進塾には朝から勉強をしに何人かの塾生が来てくれています。今日が新学期テキスト配付日なので、そのテキストの予習や、単語の暗記、SUPプログラムなどで時間を有効に使ってくれるように期待したいところです。

医進塾では休日に来校し、自習室や教室で勉強する人に「自習スケジュール表」を提出してもらうようにしています。

朝学校にきたら、勉強の準備を終えてすぐにその表にその日一日の自分の勉強の大まかな予定を書きます。それを事務局に見せてチェックを受け、それから勉強開始!!というわけです。

いま「大まかに」と書きましたが、人によってはかなり詳しく書くタイプもおり、利用の仕方は人様々です。私がいるときには私のチェックを受けるのですが、これは「確認」以上の意味を持つものではありません。

自学自習の一番いけない部分は「自分の得意な教科しかやらない」傾向に走りやすいということで、そこだけはチェックさせてもらいますが、それ以外は「じゃ、がんばってね!」の一言でOKです(笑)。

慣れると表の作成にはほんの4~5分しかかかりません。それだけでその日一日の勉強が計画だってできるのならば、時間の無駄とはいえませんし、予定通り勉強が進んで全ての項目欄に「済」のマークが入ったときの爽快感は、なかなかによいものです(笑)。そのようなときは塾を出て帰宅の途に着くときの塾生の表情も、心なしか普段よりは明るいようですね。

こちらも、その生徒が普段どのような勉強のプロセスを踏んでいるのか、どのような教科や科目を重点的にやっているのかについての大枠がわかり、何かのおりに話しの接ぎ穂や指導の手がかりになったりして、便利なものです。

少人数制だからできる強みでもあります。

今年1月、試験を前にした不安な時期にそれまでにこちらで保管してあった4月からの「自習スケジュール表」を、各自に返却しました。一人数十枚になっていたと思います。

合格した人に後から聞くと『もらったときは「へ~」と思っただけだったけれども、家に帰ってしげしげと見たとき、自信がわいてきました!』とのことでした。

自信は一朝一夕につくものではありません。日々の努力の積み重ねしか他に方法はありません。その日々の努力をきちんとした「形」にしてとっておくことの大切さは、後になって初めて分かるものです。

ちょっと面倒なシステムかもしれませんが、医進塾のこの自習システムはそれを狙っているものです。