2008年4月25日金曜日

目標・目的を持つこと

医進塾では定期・不定期にホームルームを開催します。今日は春期合宿のことを中心に「合宿のしおり」などを渡して簡単な話しをしました。

その中で一番大事だったことは「目標を持つ・目的を持つ」ということでした。

塾生の今の目標、目的は「来年度合格すること!」に決まっています。ですがそのためのもっと具体的で明確な目的・目標を持っているでしょうか?

なんとなく塾に来て、なんとなく先生の授業を聞いて、6時限目が終わったら「あぁ疲れた・・・」と言って、なんとなく帰ってはいないでしょうか(笑)。

「○月までに数学のこの部分まではこなす!」「遅くとも今月末までにSUPのプリントを○枚こなす!」「夏までに主要教科のこの部分までは完璧にする!」というような、具体的な目標・目的を持つこと、これが受験勉強の「キモ」なのですが、案外盲点になっている部分でもあるのです。

もちろん授業には授業の明確な目的があります。それは配付済みのカリキュラムとシラバスで明確に示されています。大事なことはそのカリキュラムやシラバスに書かれた内容に対して、どれだけ自分が積極的に取り組むか、ということなのです。

合宿も全く同様です。春期合宿は、短いとは言え、まる3日の間合計7名の先生と一緒に、勉強漬けになる期間です。大変な体験でもあるのですが、これに「流されて」はいけません。

その中で自分が何を学ぶのか、何を身につけるのか、その目標をできるだけ明確に持ってもらいたいのです。

3日という期間を120%利用して次のステップに進むのか、50%しか利用できず不全感と不完全燃焼感しかもてずに5月に突入するのか、この「差」は後からでは取り返しのつかないほどの大きなものになります。

1日に最初の「メディカル模試」を置いたのも、合宿ための緊張感を持ってもらいたいという気持ちからです。