2008年4月11日金曜日

予期せぬ出来事

昨日のJR事故は結局完全復旧まで丸一日かかり、50万人の方に影響を与えたとの報道がなされていました。

私もそのうちの一人ではありますが、朝早く来たのと夕方は混乱を見越して比較的早めに動いたのとで、あまり大きな影響はありませんでした。でも、朝も夕方も駅や電車内の混雑に巻き込まれて、非常に大変な思いをされた方も多かったと思います。本当に大変だったですね。お疲れ様でした。

今回の事故に限らず「予期せぬ出来事」というのは人生にはつき物です。ある意味では人間の生活とは「予期せぬ出来事」の連続だともいえるかもしれません。

「こんなに一生懸命勉強したのに、点数が上がらない」「勉強した範囲から出なかった」「予想したのとは違う形式の問題が出た」・・・等々。誰でも一度くらいは体験したことがあるのではないでしょうか。

そのようなときにどう対応できるかが「合否の分かれ目」なのだと思います。パニック状態になってしまうと本来の力も発揮できず、苦杯をなめることになります。まずは「冷静に対応する」ことです。冷静になりにくいときに、あえて自分を抑えて冷静な状態に持ってゆくのですから、これには訓練が必要です。

そう思うと「受験勉強」のときほどこの訓練、練習が集中的に、かつ合理的にできる時期はないのではないでしょうか?

受験勉強は「訓練」ですから、必ずしも楽しいことばかりではありません。でもそれによって鍛えられた精神力は、その人を一生支えるものになるはずです。また自分を高める努力の持つ意味、つらい「修行」の意味が理解できていれば、今以上の、一歩先の自分の姿を具体的に思い描くこともできるはずなのです。

医進塾が「練習量が全てを決定する!!」と言っているのには、そのような意味もあってのことです。