昨日で3月が終わり、今日から4月です。4月は「桜の季節」であり、私にとっては「お別れの季節」でもあります。
一緒に勉強をして、無事第一志望に通った生徒たちにさよならをするのは本当に寂しいものです。3月31日までは「学籍上」は在学ですので、まだ「うちの生徒」というイメージがありますが、4月1日からはもうはっきりと「向こう側の人」になるわけです。毎年のこととは言え、なかなか慣れませんね^_^;。
昨日は、以前の学校で教えたAちゃんUちゃんの姉妹が遊びにきました。以前の女子高でたまたま英語を教える機会があっただけのことなのですが、AちゃんのほうはESSのメンバーでクラブ合宿をしたりしましたし、Uちゃんのほうは医学部生ということもあり、医進塾の仕事を手伝ってもらったりしたことがあったので、なんとなく今までお付き合いねがっていたというわけです。
私のように特に特徴もない先生を良く覚えていてくれるなぁと、感心するくらいいろいろな機会に連絡をくれました。一緒に夕食を食べたりするのも、思い返せば(笑)恒例になっていたくらいです。
妹のAちゃんが(もう22歳ですから正式には「Aさん」といわなければならないのでしょうが、どうも以前の印象が強くて、私の中では「Aちゃん」のままです(笑))、この3月に薬学部を卒業し、就職が決定。新人研修で札幌に行くということでしたので、それじゃ!ということで夕食をご一緒させてもらいました。
お姉さんのUちゃんは、医学部で、卒業までもうちょっとしごかれなければなりません(笑)。でも今年から親元を離れ、下宿で自立の第一歩を踏み出したそうです。
思い返せばこの七年間(笑)、彼女たちとはずいぶんとヘンなお付き合いでした。大学セミナーハウスでESSの合宿をしたとき、夜中にMr.G(Blattella germanica:女性に大変嫌われるある種の昆虫。一般的にはゴ○ブリとも呼ばれる(笑)ものを、医進塾ではこう呼んでいます)をたたきつぶしたスリッパをぶつけ合ったりしたこともありました(笑)。
そんな彼女たちが、それぞれ自分の道を選んで遠くに行ってしまうということは、本当は喜ばなければいけないはずなのに、やはり寂しいものです。
「別れ」は新しい出会いを生みます。その出会いが将来、もっと大きな別の出会いを生むこともあるでしょう。
医進塾を巣立っていった人たちも、もう何人もの方が帰ってきてくれました。それらの人たちがいつかみんなでここに集まり、世代と時代を超えて自分の青春時代の夢を語ってくれたらなぁ、というのが私の願いです。
Aちゃん、Uちゃん、お元気で!
また遊びに来てください!
今日はきわめて個人的な思い出でした^_^;)