2012年4月10日火曜日

あいさつの大事さ

HRで塾生には「挨拶の大事さ」を教えました。

単に「礼儀として大事」であるということ以前に、人間が人間として存在しているということをお互いに確認する大事な作業の一環なのだといことを伝えたかったからです。

きちんとした挨拶ができない人に大事な仕事は任せられません。大声で怒鳴るような挨拶は返って逆効果で、ごく普通の声できちんと相手に伝えればそれでよいのです。ちょっとした微笑がそれに加わればいうことなし(笑)です。

昔の予備校というと、なんとなく全体に、教えるほうも教わるほうも

暗い

というイメージがありました(笑)。それが予備校生の勉強の

スタイル

になっていたような気がします。

それではいけないと思います。

医進塾が目指すものは

履歴書に堂々と書ける学校

です。

医進の生徒たちには、

高校でも大学でも教えてくれないことを、この時期だからこそ絶対に身につけておこう!

と私は言い続けてきました。

勉強はもちろん、それ以外の「人間関係形成能力」もそこに含まれます。

「英語」は言うまでもなく、「数学」も「生物・化学・物理」も、すべて、高校で習ったことの「単なる上塗り勉強」以上のことを教えます。

同時に彼らには

人間関係をどう作るか、自分の言いたいことをどう相手に伝えるか

も並行して教えてゆきます。

その最初のステップが

『きちんと挨拶ができる』

ことなのです。

そんなことを考えていたら、私のFBに次のようなメッセージが届けられました。ちょうどよい機会なので採録します。

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小山昇の経営アドバイス「挨拶」

今回のテーマは【挨拶】です。

挨拶をされてイヤな人は居ません。
挨拶をされれば、誰でもみなうれしい。
でも、うれしいことをヒト(他人)にはしません。

「挨拶をする」「人を誉める」のは、タダなのです。
タダなことをたくさんやれば成績が上がるのに、わざわざお金をかけてキャンペーンなどをやろうとする(失笑)。

さて、その挨拶で大切なこと。
挨拶をした人と、しなかった人が居るとすると、しなかった人がすねます。

そこで私は、部下の名前が縦列にあり、(1~31の)日付を横列にしたマトリックス表を作り、毎日「□□さん、おはよう」と、ちゃんと名前を呼んで挨拶をし、その日のその部下の欄に○をつける、ということをしていました。
それをすれば、ヌケや漏れがありません。

朝起きた時、みなさんの家庭では、妻(あるいは夫)、子供達と挨拶をしますか?
挨拶は、自分の家でも練習することが大切です。

わが家では朝の挨拶をしないと、娘には朝食を食べさせません。
朝の挨拶をするということは重要なのですが、実はなかなかできません。

昔の私の会社は、す~っと入ってきて、す~っと居なくなる、幽霊が勤めているような会社でした(笑)。

全員がきちんと挨拶ができるようになるまでには、5年もかかりました。
時間をかけて粘り強く指導したのです。

わが社にはじめて来られた方は、社員がみな元気に大きな声で挨拶をすると誉めて下さいますが、これも訓練があってこそ。

文化ができれば定着し、当たり前になるのです。