私のところへ送られてくるいろいろなメッセージの中で、特に目についたものを再録いたします。
詳しくお読みになりたい方は、ご本人のブログをご参照ください。
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From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、
(※ブログで読む→http://www.drmaltz.jp/?p=8882)
どうすれば幸福になれるか?
面白い研究結果があるのでシェアしよう。
宗教のような話から始まったが、
これは誰もが心の底では求めていること。
もっと収入が増えれば、、、
もっとキレイになれれば、、、
もっと健康になれば、、、
もっと人間関係がうまくいけば、、
もっと仕事が自由にできれば、、、
われわれのほぼ全員が、
こういうふうになれば
もっと幸福感を感じることができる・・・
と思っている。
が、心理学の研究の結果、
これは間違いであることが分かった。
そして、この間違いを信じている事が、
最大の障害であることがわかった。
結論から言うと、
上にあげたような、
環境的な要因は人間の
幸福度に対して、たったの
10%しか影響がないという。
年収10億円以上の
スーパーリッチは、
彼が雇っている人よりも
ちょっとだけハッピーというだけだった。
超有名なロックスターも、
落ちぶれてからも全く
幸福度は変わらないという。
さて残り90%が気になる所だが、
50%は遺伝的要因。
そして、40%は
自分の意図的な行動だそう。
遺伝的要因は
どーしょーもないとして、
ポイントは40%の
意図的な行動である。
40%の意図的な行動は
自分自身が選んでするもの。
こういったものが
10%の環境的要因よりも
はるかに大きい。
これは、
僕の経験則からも、
よく分かる。
ハッピーな人は大抵、
周りの環境にどうこう言わず、
自分のやるべき事を
楽しんでやっている。
一方、アンハッピーな人は、大抵、
周りの環境の文句を言っている。
会社で言えば、この制度がダメだ、
こんなの意味がない、
誰々が気に食わない・・・
家庭では、旦那がどうこう
嫁がどうこう、
あっちの奥さんがどうこう・・・
などなど・・・
こういう事を言う人で
ハッピー度合いが高い人は少ない。
こんな人達に朗報なのがこの研究結果だ。
自分がいやな気分になるのは、
こういった環境要因10%の影響よりも、自分自身の行動の方が
4倍大きいという事だ。
これはつまり、
誰もが自分自身の気分の良さ
充実感、幸福感を
周りのせいにはできないという事。
自分自身の責任だという事だ。
じゃあ、どういった行動を取ればいいのか?
それはバカらしいほど簡単だ。
でも今日はまず、
環境要因は10%にしか過ぎない
という事だけで終わりにしておこう
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「バカらしいほど簡単」なことって、何だとおもいますか?
小川忠洋さんは書いていません。でもわかる気がしませんか?
それは、「自分は幸せ(ハッピー)なのだ」と
『自分で決めてしまう』
ことなのです。
人生には自分の意のままにならないことが山ほどあります。思ったとおりになることのほうが少ないでしょう。社会が人間と人間の関係で成立している以上、それはやむをえないことであり、避けられない事柄です。
その不自由な人間社会にあって、唯一自分の自由になるものが、
『自分のこころ』
なのです。
だから、「しあわせ」になるための最善・最短の方法は、
「自分で勝手に(幸せに)なってしまう」
ことなのです(笑)。
私は今年で59歳になります。35年近い教職経験の中にはいやなこともありました。失望・落胆したこともたくさんありました。教職員間の関係に愛想をつかして、いっそ全てを捨てて修道院にでも入ろうかと思ったこともあります(笑)。
(ちなみにですが、世の中には観想修道会というところがあります。入ったら俗世間とは一切接触せず、自給自足で祈りの生活を一生続けるというところです。そのようなところなので、さぞ『世捨て人』のような暗いタイプの人がおおいように思うかもしれませんが、まったく逆で、『明るい人』でないと「もたない」のだそうです・笑。考えてみたら当たり前かもしれませんね。)
そんな私の状況をきちんと厳しく支えてくれたものは、在籍校でのたくさんの生徒との出合いでした。無限の可能性を秘めた(大部分が思春期前後期の)彼ら、彼女らとの出合いが、私を元気にしてくれたし、自分の可能性にも改めて気づかせてくれたのでした。
最年少は3歳、最高齢は63歳まで、今までに出会った2800人の教え子たちとの出合いのすばらしさを思うと、
「不幸になどなっていられない」
改めてそう思ったのでした。
小学校3年生の9歳のとき、はっきりと「教職につきたい、先生になりたい」と思っていらい、59歳の今日まで、自分が教師であることを後悔したことはただの一度もありません。自分の人生の選択を
「間違っていなかった」
と思える自分は、たぶん本当に幸せなのだなぁと思うし、だからこそその幸せに
「気づく」
ことの大事さを思います。
人がなんと言おうと、外的条件がどうであろうと、お金があろうとなかろうと、仕事がうまく行こうと行くまいと、
「自分は幸せなのだ」
と思うこと、そのことが
「全ての出発点」
となるような、そのような人生が結局一番幸せなのではないか、と改めて思うのです。