6月末から7,8月にかけて、獣医学部、医学部がさまざまな趣向を凝らしたオープンキャンパスを実施します。
大体の日程は土日に集中しておりますし、夏期講習中にもいくつか予定されているようです。
オープンキャンパスに一度も行ったことがないというのは受験生としては考えられません。
もちろん受験する気がない大学を物見遊山で見学に・・・ということまでする必要はありません。ですが場合よればそのキャンパスに最低でも6年間はお世話になるわけですから、そこを知らずに受験するのは、その大学に対しても失礼だと思います。
受験校の選定は基本的には個人の問題ですので、こちらが「○○大学に行ってきなさい」と指示をすることはできませんが、今年は幸いなことに非常に面倒見のよいA木君という塾生がおり、「オープンキャンパスツアー」(笑)を計画してくれています。
どうせ同じところを受験するのなら、一緒に見に行こうということでしょうか。
こちらとしてもありがたいことですので、行きたい人は彼と一緒に行くように薦めています。
オープンキャンパスに行ったら、注意して見て来るところは大体以下の点です。
1.施設より人間
※施設や設備の良し悪しは、今の段階ではわからないことが多いと思います。むしろ大学の関係者の態度、雰囲気などをよく見ることです。
2.教授より学生
※実際に皆さんに一番近い立場の方を見て来ることです。在学生の「感じ・雰囲気」を知れることがオープンキャンパスの何よりの利点です。
3.学内より学外
※大学キャンパス内部の雰囲気もさることながら、キャンパス外の様子を知ることも大事な要因のひとつです。良い大学は周辺の雰囲気をも巻き込んでいますから、外部を知ることで案外普通では見られない大学の様子を知ることもできるでしょう。
4.そうは言っても最後は自分の気持ちが一番!
※「絶対に入りたい!」という気持ちを実際に持つことができるかどうか、全てはそこに尽きます。
事前に調べられるだけのことはきちんと調べておきましょう。
皆さんの一生を左右する6年間です。
おろそかに考えることなど、決してありませんように!