今年の風邪は(塾生の症状からだけですが)長引く印象です。一回引くと二三日の欠席になることが多いようです。
前日との温度差が10度以上だったりする日もあったりして、つい冷えてしまった、お腹をこわしたという訴えが連日のようにあります。
4月から集中して勉強をしてきた、その疲れがここにきて出てしまったのかも知れませんね。なんにしてもまずは体調の管理と健康の維持を主眼におかねばなりません。
疲れの出る季節だとはいっても、症状に出てしまったら無理は禁物です。ゆっくり休んで身体を元に戻すのが第一です。
先日卒業生からうれしいメールがきました。
『こういうのは他人にひけらかすのもどうかな、
現在中間試験のような感じでテスト祭りなんですが生物で99点取
数学85点、リスニング31点(50点中ですよ。)で、
生物は空いた時間を使って独学で細菌学のような事をやってます。
そんなこんなで去年程じゃないですが人並みには頑張ってます。
学年で十番以内に入って維持をしないとバイトもさせてもらえない
僕は僕で適度に頑張っているので先生や皆も頑張って6月を乗り越
日大歯学部で、将来は口腔外科医を目指しているSM君からのメールでした。
彼とは昨年一年間、ずいぶんといろいろなことを話しました。自分の将来のこと、職業のこと、性格や人付き合いのこと、友人のこと・・・。
特に覚えているのはCP(コミュニケーションプログラム)の練習で自分で自分の言っていることが把握できていないということに彼が気づき、それはなぜか?と掘り下げ訓練をした時のことです。
彼は本当に真剣に自分の今までの人生と、これからの生きかたについて悩んだのだと思います。回りの友人たちもよく彼を支えてくれました。
結果として彼は今の自分の進路を堂々と選んでいったのですが、そこに至るまでの彼の心の動き・悩み・苦しみは、見ていて気の毒になるほどでした。
その彼が、今は大学の生活と真剣に向き合い、よい成績を残していってくれるということに、私は心からの感動を覚えます。
6月という月は「中弛み」の季節とも言われます。
でもそこを乗り越えた先輩がいっぱいいるという事実がきっと医進11の皆を励まし続けていてくれることでしょう。