2011年6月1日水曜日

勇気の出る話


以下は人を励ますときによく引かれる話しです。
今日改めて読んでみて、感動を新たにしました。

先日のメディカルテストの一応の結果は明日お返ししますが、たぶんみんな凹むでしょう(笑)。
私のようにこの学校という世界に30年以上いると、一回の試験の点数などで一喜一憂するのが実に馬鹿馬鹿しいということはわかるのです。

ですが、やはり目の前に思いがけない点数を突きつけられたときに感じる「凹」という感じは、(私は優秀な学生ではなかったので)痛いほどわかります。

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打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである。

ある偉大な男の歴史を紹介しよう。

1832
年 職を失った

1832
年 州議選に落選した

1833
年 やっと始めた事業が倒産

1835
年 思い染めた婚約者が病気で死亡

1836
年 神経衰弱にかかる(完治せず。これから一生の間彼を苦しめることになった)。

1838
年 州議会議長落選

1845
年 下院議員指名投票で敗北

1848
年 下院議員落選

1849
年 国土庁調査官任官を議会から拒否される

1854
年 上院議員落選

1856
年 副大統領指名投票で敗北

1858
年 上院議員、再度落選

そして1860年、エイブラハム・リンカーンは米国大統領に選出された。

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リンカーンは、誰でも名前くらいは知っているアメリカの第16代大統領です。
奴隷制度廃止に伴うアメリカ国内の分裂を乗り切り、今のアメリカの国力の基礎を築いた大統領としてつとに有名な人です。

最後はワシントンの劇場で観劇中に暗殺をされました。彼の死を悼んだ人たちの列は引きもきらず、遺体を載せた列車がくるのを待ってそれぞれの駅に何千もの群集が集まったといいます。「最も愛された大統領の一人」とよく言われます。

その彼ですら、一生の間にこれだけの苦悩を背負ってきているのです。

打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである」という言葉どおりの人生だったと思います。

学ぶ点が多々ありそうですね。