2011年6月7日火曜日

臨時HR:数学勉強法

メディカルテストの結果が出揃いました。
困ったことに数学の平均点が極端に低いのです。

「何とかせねば」と、先週末に数学科会を行い、今後の指導の方針を検討しました。

その結果、現在の塾生の勉強については、

1.あまりに細かいミスが多すぎる。プラスとマイナスを書き間違えるようなことでは得点向上はありえない。

2.練習量、特に基礎問題の演習量が少ない。授業でやった範囲の演習は一応こなしているが、それ以前の段階の練習量が少ないため、結果として解答の丸暗記になってしまっている面もある。

3.全体に危機感が薄い。授業に出ていればなんとかなるのでは、という意識が見える。そのため授業態度にも真剣さに欠けることがある。

というようなことが指摘されました。

それを以下のように改善させたいと思います。

1.勉強方法の確立を目指して、各自に7月中旬までの勉強計画を細かく立てさせる。

2.内容は4月の学習相談期間中に個々に推薦しておいた基礎問題集、別に渡した課題プリント等とする。

3.それを週2,3度、夜間SSの時間に担当者がチェックし、質問を受ける。同時に進度のアドバイス、場合によっては確認テストなどを実施し、本当に理解できているかどうかを確認する。

4.あまり先まで計画を立てさせると最終的に修正しなければならないことが多くなるため、一ヶ月単位の「中期計画」からはじめる。

5.各塾生の進度と理解の度合いを、夏期講習の講座に生かすよう、教材を作成する。

以上のことを、昨日の臨時HRで全員に伝え、計画表を渡しました。

他の教科も大事なのですが、まずは「数学」から入って行きたいと思います。数学が毎年ネックになっている状況を考えますと、やむを得ません。

コストパフォーマンスの非常に低い教科だといわれる「数学」ですが、わかり出すとこれほど面白いものはない科目でもあります。

塾生には一日も早くその段階まで到達させてやりたく思います。