今週から個別指導が開始されています。
個別指導の目的は大体以下の4点に絞られます。
1.授業中の理解不足の点を再確認し、納得の行くまで解説・指導する。
2.授業中の問題演習では足りない部分、弱点項目等を補う。
3.より有効な勉強方法の指導をする。
4.授業よりも先に進んだ、より実戦的な演習を行う。
もちろんこの内容だけではなく、ほかに出てくるさまざまな問題、課題を解く相談にのってもらうこともできます。現役生の場合は、高校での授業内容・定期試験準備などための質問時間としても使うことができます。
医進塾の場合、実際に授業を担当している講師の先生方が個別指導を担当しますので、本当に聞きたいところがピンポイントで確認できるようなシステムになっています。
効果的に使ってもらいたいところですが、このシステムの弱点もあります。
一番の問題は、受講生が個別指導「依存症」になりやすいということです。
授業中に真剣に聞かず、後から個別指導の時に改めて最初から教えてもらうというような態度がそれです。
これでは何のための個別指導かわからなくなります。
これを防ぐために担当の先生方は非常に気を使います。個々の生徒はみなそれなりの事情を持っていますから、一概に「授業中に説明したはずだぞ」と言って突っぱねることはありません。
しかし授業中に不真面目だった生徒が、何の理由もなく個別指導で同じことの説明を求めたりした場合などは、授業中の態度を確認した上で、かなり厳しく指導をすることもあります。
理由もなく同じような学習態度が続く場合、総合的に判断して担当者を替えたり、あるいは個別指導そのものを中止することもありえます。
弱点もありますが、医進の特徴のひとつにもなっているこのシステムです。先生方の指示に従って積極的に利用してもらうことを願っています。
現在、パーフェクトコース(個別つき)を希望している塾生の、約半数が個別指導を始めています。ほかの人は、「今は特に問題なく授業に付いて行けているので、無理に個別をお願いする必要はありません」ということで、様子をみることにしています。
5月末には第一回のメディカルテストが予定されていますので、その前後にまた面談をし、個別指導を含めて、ベストの勉強態勢にもって行くよう、指導してゆく予定です。