2011年7月27日水曜日

夏期講習・現役生の参加

一昨日からの夏期講習に、高2、高3の現役生が参加しています。
彼ら・彼女らにとって、普段はなかなか接することのできない、既卒生との貴重な接触の機会です。

既卒生に合わせた授業内容だけではないにせよ、自分たちが通常受けている高校の授業とは(進度も内容も)雲泥の差があります(医進塾は医系専門予備校ですから、ないと困ります・笑)。

先輩たちの授業への熱意と迫力に圧倒されることもあるでしょう。

一回の授業が80分×2コマの合計160分で、場合によれば間の休みも取らずに問題を解き続けることもあるということも、ひとつの驚きであり刺激になってくれることと思います。

また、もしかしたら、問題によっては既卒生よりも自分の方が先に正解を出せたということもあるかもしれません。それはまたそれで、非常に貴重な思い出となって行くものではないでしょうか。

既卒生にとっても、現役生との交流には大きな意味があります。昨年(あるいは一昨年)は自分が彼らの立場にいたわけです。そのころかと比較して、今の自分は成長しているか・・・?それが常に頭をかすめます。

現役生に遅れをとってはならじ!と、自然に予習や復習にも力が入るでしょう。自分だけだったら「ま、いっか」で終わってしまう事柄が、そばに現役高校生がいるとそうも言えません。「わかるまで聞く、解けるまで頑張る」という姿勢に自然になるものです。

後輩がなんとなく心細げにしているとき、声をかけて仲間意識を持たせ、場合によっては授業のわからないところを教えてあげ、もっと明確にしたいときにはその生徒と一緒に講師の先生のところに質問に連れてゆく・・・そんな雰囲気が医進塾にはあるのです。

この感覚が、医進塾の生徒全体から「甘え」を駆逐し、「やるだけのことを、とにかくちゃんとやる」という明確な目的意識を産むのです。

夏の最後に控えた「夏期合宿」で、勉強へのこの意識は最高潮に達します。

「暑いから・・・」「夏は能率が上がらないから・・・」というような逃げ口上で勉強から逃げることの多い夏休みですが、医進塾ではそのようなことは絶対にありません。

現役生と既卒生との適切な交流があるからこそだと思います。
納得の行く勉強を、徹底的に積み重ねてくれることを祈ります。

・・・とは言っても、やはり暑いものは暑いですね(笑)。能率が上がらないのも一面の事実ではあります。

身体と健康に気をつけて、夏を乗り切りましょう。