2011年7月4日月曜日

C/P第2ラウンド開始!

7月2日から医進塾コミュニケーションプログラム(C/P)の「第2ラウンド」開始されました。1学期の「第1ラウンド」では、時間の前半に私の講義が入り、後半でその実践をしてもらうというプログラムでした。

第2ラウンドでは全部の時間が演習・発表・パフォーマンスの時間になり、聞いている人からの口頭でのフィードバックは2,3人だけになります。質問しきれなかった事柄や感想は一人ひとり「フィードバックシート」に記載して、プレゼンをした人に返却されます。

タイトルは「自分の(医学部・獣医学部への)志望理由」でもよいし、その他何でも自分が語りたいと思った内容でかまいません。

事前に内容は伝達してあったはずなのですが、きちんと準備してきた人はほとんどなく(笑)、皆でジャンケンをしてプレゼンターを決めてから考え出す人ばかりでした。

それでも一応のことはみなこなしてくれましたので、今までの練習は決して無駄ではなかったと思います。

第2ラウンドから、全員分をビデオに撮りました。自分の前でビデオカメラが回っているのも、なかなか緊張感があってよいものだと思います(笑)。

撮ったものはある程度編集をして、時間のあるときに皆で見て感想をいう練習をする題材となります。

今回から、最後に私も一緒にプレゼンをすることになりました(笑)。
私のタイトルは直前まで知らされず、ほとんど即興でやることになります。

今回のタイトルは「私はなぜ空手をやり続けてきたのか」(笑)という、とんでもないものでした。

何とか5分でまとめて話しましたが、終わった時には汗びっしょり。
その後の皆のコメントも、私にとってとても有意義なものでした。

C/Pはこのように、「決まった形をそのまま真似すればよい」というものでは決してなく、たとえ私のパフォーマンスに生徒のものよりもよい点が多少あったとしても、それは「参考にして自分のパフォーマンスに取り入れる」べきものであり、そのとおりにすればよいというものではないのです。

言い換えれば「私のパフォーマンス」はあくまで「ひとつのモデル」にしかならず、自分のコミュニケーションスタイルのベストは、最終的には自分の責任で作っていかなければならないということなのです。

これはとても厳しい反面、自分の表現形式を自分で作ってゆける分、面白くもあります。

理科系の勉強は(受験生の場合)そのほとんどが「決まった形をまず頭にいれる」ことに尽きるのですが、医進塾C/Pだけはそうではありません。

大変だといいながら、皆結構楽しげにやっているのは、そんなところに理由があるのかもしれませんね。