昨日から「医進12春期講習」が始まっています。午前中は『英語』、午後は『化学』です。
春期講習の基本的なコンセプトは「入試問題の上限を知ろう!」です。複雑怪奇(笑)に見えるかもしれない入試問題ではあっても、解きほぐせばみな基礎的事項の組み合わせに過ぎません。組み合わせ方が自分の知っているものと違った場合、困ったりあせったりするのが人間の常であるというだけなのです。
春期講習ではそのあたりを徹底して解説します。どのように複雑に見えてもどこかに必ずヒントがあり、そこを掴むにはどうするかが大事です。
1題を徹底して解説する関係で、時間内にできる問題の数は限られます。
ですが1題の問題を
「これ以上詳しく解説できない」
というところまで
「完璧・完全に!」
分解して教えますので、理解度と達成感はかなりのものになると思います。
ゼロ学期から継続している生徒にとっては
「自分の力と入試問題の差」
を知る絶好の機会となります。その「差」がわからないと、そもそも『合格までのロードマップ』を描くことができません。
今の段階では
「わからなくもよい」
のです。その代わり、
「なぜ」
自分がその問題をわからないのか、解けないのかを知る必要があります。
自分の弱点をさらけ出すのは非常につらい反面、快くもあるものです。
『いつまでに、何を、どれだけ』
やればよいかが明確になるからです。
何でもそうですが、
『現実を知ること』
から逃げても何にもなりません。まずは素のままの自分をストレートに見ること、ここから医進塾の勉強は始まってゆくのです。
この訓練が、4月7日まで続きます。