あっという間に2月も終わり、今日から3月となりました。
医学部・獣医学部の入試もほぼ終了。あとは2期試験と国公立医学部の後期試験を残すのみです。
医進12の新入生もだんだん増えて、自習室の世代交代の時期になってきたようです。
先日学校説明会に参加したあるお母様からこんなことを言われました。
「息子は昨年一年間、ある大手予備校にお世話になりました。2月になってパタッと学校に行かなくなり、不思議に思って聞いてみたら、『もう授業がないんだよ』といわれてしまい、驚いています。2期試験があり、国公立の後期試験も残っているのに、授業がないって、どういうことなんでしょう」
考えてみると確かに不思議なことですね(笑)。
その大手予備校というのがどこだかは知りませんが、大体一般的にはそんな風になっているのではないでしょうか。
表向きは「試験の期間に入り、授業を置いても参加する人がばらばらになってしまうから」というような理由なのだと思います。
でも本当の理由はたぶん違うでしょう。
「新規入学者の募集に忙しくて、授業などやっている暇がない」
というのが本音なのではないかと「邪推」しております(笑)。
先ほどの理由は一見もっともらしいのですがよく考えれば意味がありません。受講生がばらばらになったところで、大学別ピンポイントアタック講座のような形にすれば、何の問題もありません。
受けるところが違うのであれば、それにあわせて受験大学の試験前にそのような講座をおくことは、教務的に何の問題もないことです。
「医進では3月10日までずっと授業を継続しています。その後もSCと言って自由質問の時間を保証しております」
と申し上げると、そのお母様は本当にほっとしたようなご様子でした。
私としてはごくごく、
「あたりまえ」
のことをしているだけなのに、それにあまり感心されると、なんとお返事をしたらよいものか迷ってしまいます。
このことひとつをとってみても、
「医進塾のやりかたは、他とはずいぶん違う」
ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
以前「医進塾の指導方針」ということで(かなり前ですが)医進塾では、
『学校のベストと予備校のベストのコラボ』
を狙っていると書いたことがあります。これはまさに「医進の特徴」なのであって、そうそう簡単に同業他校に真似できるものではありません。
学校説明会にかならず複数の科目の「モデル授業」を置くこともそのひとつです。平日においでになる説明会希望者には、最低でも1時間半以上の説明の時間を取るのもその一例です。学校説明には必ず保護者の参加をお願いすることもそれに含まれます。
「医進塾の説明会は、いろいろ面倒だ」
と思われる方も多いと思います(実際そうですから・笑)。
しかし、私としてはそのような面倒くささの本質をきちんと理解してくださる方のご来校をお待ちしているのです。その面倒くささには、それなりの十分な理由があるからです。そしてその理由を正しく理解してくださる方にとっては、医進の指導方針ややり方は、何の問題もなく納得していただけるものと、確信しております。
よろしければ、事務室(03-3505-4308)まで、ぜひご一報ください。