今の時期の塾生には多くの、それも単純に解決のつかない悩みがあるということを前回書きました。
解決するためのアドバイスも書いたのですが、私が一番強調したかったことは書きませんでした。主旨がぼけるといけないと思ったからです。
前回書いた三つのアドバイスを総合・統合するものとして私が塾生の皆さんに伝えたかったことは、いついかなる場合であっても、自分がどんな選択をしようとも、常に「凛として」いてほしい、ということだったのです。
皆さんがこの一年、どんなに苦しい思いをして勉強に励んできたかを、私はよく知っています。この期間の努力はまさに驚異的ですらありました(冬期合宿を思い出してください)。
これだけの努力を重ねてきた皆さんに、今の時点で臆すること・恐れることは何もないのです。
自分の考えどおりに行かないこともあるでしょう。
希望が通らないこともあるかもしれません。
あるいは希望通り行過ぎて、かえって難しい問題を抱えている人もいるかもしれません。
でもそれらすべてに『凛として』向き合って欲しいのです。
何一つ恐れる事はありません。
堂々と、真正面を向いて結果を受け止め、自分の出した結論・選択を胸を張って受け取りましょう。
その結論・選択に従って、自分の人生の新しい一歩を、勇気を持って踏み出しましょう。
2月3月は冬の季節です。
でもWinter has come...Can Spring be so behind? 「冬が来ている・・・春が近い証拠だ!」と言うではありませんか。
笑顔を忘れず、常に前を向いて、冬の風を真正面から受け止めて、凛として先に進みましょう!
春の風の暖かさを一番知る人は、冬の風の冷たさを知っている人なのです。
最後まで、全力を尽くしましょう!