2011年2月16日水曜日

面接受験報告

面接を受けてきた塾生と少し話しました。

以下がその概略です。

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面接の前にアンケート用紙を配られました。

その中に『自分のアピールポイント』という欄があったんです。一瞬、自分が書きたいこと(自分の得意なことなど)を書こうと思いました。

でもそのときに思い出したのが、CP(コミュニケーションプログラム;医進のプレゼン対応のプログラムです)で習ったこと、『自分が言いたいことではなく、相手が聞きたいことを!』の原則でした。

大学はきっと、僕たちが大学生活でどのようなことをしたいと思っているか聞きたいのだろうと考え、小学校時代からやっている合気道を大学でも続けてやりたい、勉強だけでなく、たくさんの人と交わりを持ち皆で一緒に何か人のためになることをしたい、ということを書きました。

結果としてこれが大成功(笑)で、受験生何人かで一緒に面接を受けて、最初の質問が『大学でどんなことをしてみたいと考えているか』だったのです。やったね!と思いました。

僕は順番が最後だったのですが、試験官の先生が『もう君は、十分に考えているようだね』と言ってくれました。これは嬉しかったですね。

その後の質問も、たとえば『君はなぜこの学部に入りたいのか』とか『将来どのような医師でありたいのか』といった、こちらとしては、いうことがありすぎるような質問ばかりでした。

自分の前の人の答え方を聞く余裕もできましたし、自分の言うことの中に前の人が言った内容をそれとなく入れて、全体をまとめるような言い方もできました

答えながらも、常に『相手は何を聞きたがっているのか』を頭におくことを忘れませんでした。面接官の先生の表情に合わせて、言うことの順序を変えたりもしました。

医進塾で一緒に面接練習をした時、その仲間の言ったことや、その場で学んだこと、ものの言い方、考え方、それらすべてが面接のときに役立ったと思います。

最後に、「一生勉強し続ける気持ちを持ったドクターでありたいと思います」なんて、結構かっこつけて言ってしまいましたが、終わった後に本当にこの面接を受けてよかった、と思いました。

医進塾のCPで勉強したことが、ここまで役に立つとは思いませんでした。

練習やっているときには「何でここまで深くやらなければならないのか、たかが15分程度の面接じゃないか」と思っていました。

でも実際に面接を受けてみて、練習段階で、本当にあそこまで深くやっておいてよかった!!

CPをちゃんと受けていなければ、たぶん自分のように自分中心の発言をし勝ちな受験生はぼろぼろになったと思います。

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聞いている私も嬉しかったし、それ以上に彼にとって大きな『乗り越え体験』だったことでしょう。

医進塾で学んだこと、それが塾生にとって一生の宝物になってくれることを期待しています。