2011年2月12日土曜日

合格発表・・・生徒が1番気にすること

昨日からの雪も何とかやみましたが、気温は上がりません。
不安定な気候です。

現在、各大学の合格発表が連日行われています。

医学部はかなり苦労をしているようですが、獣医学部に関しては今年も快調です。
現時点で、獣医学部コース生のほぼ三分の二が合格しました。残りの生徒もこれからの発表で必ず合格を手にしてくれることと思います。

合格発表は集計が終わり次第、順次ウェブページでお知らせいたします。

http://ishinjuku.ac.jp/tigauzo-ishinjuku.html

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合格と言えば・・・、

この時期、合格した彼らが非常に気にすることがあります。不合格の仲間に対してどう振舞うかということです。

合格していない仲間に会うのがいやだから、敢えて学校に来ないという人もいます。
会いたくないというより、まだ勉強を継続している仲間を邪魔したくないということなのでしょう。

その気持ちは十分に分かります。

でも私が彼らに期待するのは、受かっても落ちても「堂々としている」ことなのです。

難しいことであるのは承知しています。

でもそれを期待したい。

それが一年間一緒に一生懸命やってきた仲間に対する「礼儀」だと思うからです。「誠意」と言ってもよいかもしれません。

今までに何度も書いたように、人生にはプラスもあればマイナスもあります。マイナスだからと言って自暴自棄にならない、プラスだからと言って舞い上がらない、セルフコントロールの力が、医師・獣医師ほど必要とされる職業はないでしょう。

合格であれ、不合格であれ、自分たちの一年間の勉強を、どう締めくくるのか、これが案外一番難しいことなのでしょう。

自分の人生に責任をとるのは自分しかいないと思い定めた時、人は本当の力を出せます。

いつも思うのですが、これは人生全体に通じることでもあります。

医進の塾生が一年間の勉強の「晩節を汚す」ことなく、毅然としてまっすぐに進んでくれることを信じています。