今日の日本獣医生命の入試で、獣医学部5連続入試は終了します。
塾生の皆さん、お疲れ様でした。
いろいろな感慨もあると思います。今は少し休みましょう(笑)。
何人かの方に連絡を取り、受験状況を聞きました。
S子さんとH美さんはこんな風に言ってました。
「最初の日が一番厳しかったです。試験終了後、シバサブロー先生の銅像の前で二人で、涙しました」
「でもそれが終わったら、あとの4連続試験は、かえって開き直れたようで、初日が大変だった分、逆に堂々と受けられたような気がします」
「入試の本番に臨むたびに、自分が冷静になって行くんです。そのたびに自分が『あ、成長している!』って分かるんですよ。これはすごい発見でした」
「その代わりに、試験後は疲れましたねぇ~。受験前には試験が終わったらきちんと復習して、できなかった範囲をやって、応用問題もやって・・・なんて思ってたんです」
「実際に受けてみると、応用問題なんてトンでもない!復習するだけで精一杯!帰って食事して自分の部屋についたらもうバタンキューでした(笑)」
受験のたびの自己の成長・・・これはすごい言葉だと感動しました。何事によらず「真剣勝負」には「真剣」でしか体験できない、自分の身をを切り開くような緊張感が伴います。その緊張感が異常なほどの集中力を呼び覚まし、その集中力が普段では考えられないような記憶力や理解力・応用力を産むのです。
これから彼らは合格発表までの束の間の平安(笑)を得ます。
もう自分のできることはし尽くしました。
あとは自分が決めることではない。
結果を待ち、合否にかかわらず、それを素直に受け止めることが彼らに残された仕事なのです。
今日の午後はおそらくみな塾に来ると思います。
その時のために、これからお菓子を買出しに行ってきましょう(笑)。