2012年3月31日土曜日

医進11解散式

3月最後の日は「医進11解散式」の日です。来年の3月31日は「医進12解散式」となります。
これが医進塾の恒例の行事です。

この子達を預かってから今まで,本当にいろいろなことがありました。自分の努力を合格に結びつけた子もいれば,捲土重来を期して再チャレンジに向かう子もいます。

進路を変えた子もいました。

みなそれぞれの人生の選択をここでしてくれています。

医進塾内での『医進11』は今日をもって解散します。

でも塾生一人ひとりの心の中にある『医進11』がこれで消えたわけではありません。むしろこれから彼ら彼女らの結びつきをより強く,より深いものにしてゆくのが,この心の中の『医進11』です。

これからは皆の中にある心の中の『医進11』を大事にして人生に雄雄しく向き合ってくれることを期待しています。

医進11の皆さん,お元気で!

いつかまたお目にかかれることを祈っています。

※「塾生専用ページ」に画像を載せました。ご覧ください。


2012年3月29日木曜日

自習室の怪again(笑)

Aさん「先生・・・あの・・・」

 私 「どうしたの?」

Aさん「ご相談が・・・」

 私 「いいよ、お入り。どうしたのよ」

Aさん「言いにくいのですが・・・」

 私 「何だよ、勿体つけて(笑)」

Aさん「実は・・・」

 私 「はい」

Aさん「自習室に・・・」

 私 「うん、自習室に」

Aさん「・・・幽霊が出るんです・・・」

 私 「・・・え?」

Aさん「・・・カサカサっていう紙をめくる音がすることが・・・誰もいないはずの壁の向こう側の席か ら・・・」

 私 「・・・」

Aさん「隣の食堂でコツコツって、歩く音が微かにすることもあります・・・」

 私 「・・・」

Aさん「・・・怖いんですが・・・」

 私 「・・・まぁ、そりゃねぇ・・・。怖いでしょうねぇ・・・」

Aさん「・・・誰もいないときに限ってなんです・・・」

 私 「自習室に誰もいないときって、そんな時あるかな?」

Aさん「めったにないんです。だから逆に狙われているようで、怖くて・・・」

 私 「う~ん、あの自習室作ったばっかりだからかなぁ、そんな話は聞かないなぁ・・・」

Aさん「今までもあったのかも。私ってけっこう霊感が強いんです」

 私 「そっかぁ。でもどうするかなぁ。ゴキブリ駆除剤はあるけど、幽霊駆除剤ってないものなぁ・笑」

Aさん「先生!笑ってる場合じゃないんです!なんとかしてください!」

 私 「オッケー、じゃね、僕の十字架であのあたりを清めてあげるよ。僕のじゃ効くかどうかわからないけれどさ・笑」

Aさん「お願いします!」

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・・・というような会話が3年前にありました。

結局この幽霊話は、周りの人たちに聞いた結果

「そんな音は聞いたことがない」

ということで、本人の空耳ということになりました。

でもAさんが怖がるとかわいそうなので、そのときの室長さんや友人が席を替わって彼女のそばに座り、それ以来とくに問題なく過ごしていたようです。

私は個人的には幽霊の存在を信じています・・・というよりも存在しないという証明ができないので、否定する必要もないと思っているだけです。

幽霊を怖いと思ったことはないので、いてもいなくても、

「べつに~」

というところでしょうか(笑)。

もう何年も前、『貞子』とかいうホラー映画がありました。主人公のさだこさんが自分の埋められた井戸からクネクネ這い上がってくる姿があまりに可笑しかったもので、見ながら笑ってしまって、周りの人から怪訝な顔をされたことがあります。

幽霊だの霊だのっていうのは、基本的に人間に何かをするわけではないので(見た目がグロテスクなだけですよね)、いようといまいと、淡々としているのが一番だと思います。

人間や動物の

「生と死」

の狭間にいるのが仕事のドクターや獣医師になろうかという医進塾の生徒にとって、幽霊だの霊だののことを本気にするのは

「怪力乱神を語らず」(論語)

の精神に反します。

幽霊や霊は、たとえいたとしてもドクターや獣医師の「診察・治療対象」にはなりません(笑)。

そのあたりをよく理解して、

「(いてもいなくても)べつに~」(笑)

の態度で立ち向かってもらいたいものです。

PS
昨年医進にいた現役生のOさんは、当初医学部志望だったのですが、将来ドクターになって病院勤務になれば、当然のことながら病院内の霊安室のそばを歩かねばならず、

「それがいやで」

医学部に十分入ることのできる学力を持ちながら、薬学部に進路変更したということがありました。怪力乱神もバカにはできませんね(笑)。





自習室の怪(笑)

今朝自習室を見回ったら,ブースの一つがこんな風になってました(笑)。



この席に座っているS藤くんの誕生日がたまたま今日に当たるので,仲間の何人かが昨日のうちに飾りを飾ったのだそうです。

誰が首謀者(笑)かは知りませんが,A山くんあたりが

「怪しい」

と私はにらんでいます。(笑)

こんな風なちょっとした

「遊び心」

が,私はとても好きです。

新室長4名も決まりました。医学部コースから2名(I垣君,K澤さん),獣医学部コースから2名(K池さん,Y田くん)です。今年は全体の人数が若干増え気味なので,4人の「室長グループ」で連絡をうまくやってもらうことにしたものです。

早速明日第1回の「室長会」を開催予定です。勉強に支障がないような時間を使って行います。

31日には医進11の『解散式』が予定されています。

こんな風に,自然に世代交代が行われてゆくのだなぁ・・・と,改めて実感しているところです。


2012年3月27日火曜日

忙しい1日

先日実施したスカラシップテストの結果集計がやっとできました。遅れた理由は、私の怠慢もありますg(笑)、その日に受験せずにtake-out形式で受けた生徒からの答案処理に時間がかかったからです。

実施当日に受験した人の約2倍の生徒がスカラシップテスト(選抜クラステストを兼ねる)を結果として受けたことになります。

試験というのは「一度にまとめて実施」するのがベストなのであって、今回のように「さみだれ式」に次から次と答案が集まってくる状態というのは、その都度採点、集計をしなければならず、結構面倒なのです。

でも受験してくれる人は真剣ですから、私たちもその気持ちを最大限大事にしなければなりません。雑に扱うワケには絶対にゆきません。問題や解答に疑問がある場合などは、その都度担当の先生と相談しながらの採点でした。そんなわけで最終集計が終わったのが今日ということになりました。

「点数はまだか」

と疑問に思った方も多かったと思います。本当にすみませんでしたorz。

明日、判定会議が行われ、最終的に決まります。その結果を各自のご家庭にお届けするという段取りです。

それと同時に、現在までの入学者への納入学費のお知らせを発行いたします。

ここに来てやっと医進12の実質的な動きが始まったような気持ちです。

・・・と、ほっとしたのも束の間、先ほどY君が

「すみません、遅れました・・・」

と、スカラシップテストを提出にきました(怒・笑)。

全く、締切をなんだと思っているのか・・・(笑)。


2012年3月25日日曜日

学習ガイダンス第1回

昨日土曜日,学校説明会の前に,40分ほど時間を使い医進12の生徒に『学習ガイダンス』を行いました。テーマは『これから一ヶ月でするべきこと:合格者の勉強法に学ぶ』と,いささか大げさだったかもしれません(笑)。

PDCA(プラン⇒ドゥ⇒チェック⇒アクション)のサイクルに自分の勉強方法をどう合わせるか・・・こう聞くとなんとなく難しく聞こえるかもしれませんが,実はきわめて単純なことなのです。

自分の学力を『正確に!』把握しましょう,その上で医進の授業を基礎にした『具体的な』計画を立てましょう,その計画は定期的にチェックしましょう,そのチェックの方法は「理解度マトリックス」と「進度マトリックス」の二種類がありますから,自分がどちらを主体にチェックしているのかを明確に理解しておきましょうね,それが終わったらActionです,でもこのActionっていうのは,実際はRe-Planningと同じことなのですね,計画が予定通り行かなくても心配いりません,計画をしなおせばよいだけのことなんですからね・・・と,字で書くとこれだけなのです(笑)。

この内容を,いろいろな先輩たちの例を挙げて説明しました。

後から感想を聞いたら,

「その通りだと思いました」

という人が多くいてくれたのには安心しました。ですが,計画の立て方だけ理解しても何にもなりません。昨日の話に基づいて全員がどのような学習計画を立ててくれているか,春期講習が終了した時点で個別面談をしながら確認してゆくことになります。

計画と,それを自分がどこまでこなしたか,こなせるかを,4月16日の新学期開講までに,頭だけではなく

「皮膚感覚」

で分かっておく必要があるからです。。

春期講習を受講しながらの計画作成作業は結構煩瑣な面もあります。でもそれが

『勉強』

というものなのだということを,医進12の生徒には今のうちに徹底的に理解してもらいたいと思います。




2012年3月24日土曜日

春期講習画像

本当は初日に出したかった画像です。初日,二日目と,お客様がたくさんお出でくださり,受講風景を撮りに行く暇がありませんでした(汗)。

受講生徒はみな熱心に先生の講義に聞き入ってくれておりました。選抜した甲斐があったと思いました(笑)。

いよいよ医進12が動き出しました。
H田英語科主任講師の授業。
人数が多いのは医進11からの継続受講生と新医進12とを分けたからです。
学期が始まると受講生の数はこの半分になると思います。
こちらのクラスが医進12の新メンバーです。
捲土重来を期して頑張る継続メンバーのクラス。
担当はM尾英語科講師。
昨年にもまして厳しさが加わっているようです。
現役高校生クラスの生徒も同じ授業を受けています。

今日は授業のあと昼食を挟み,13時から『学習ガイダンス』が予定されています。時間は30分程度です。

ここでは過去に医進塾で学び『合格!』を手にして行った先輩たちが実際にどのような計画を立て,どのように医進塾で過ごし,どのように勉強していったかについてを,具体的にお話しします。

予備校の宿命ですが「合格」を保証することはできません。

でも私たちには「合格した生徒はどういう勉強をしたか」「合格した塾生はどのような点で悩み,それをどのように克服していったか」を熟知しているという

「絶対的な『強み』」

があるのです。

それを分かりやすく噛み砕き,今の時点で知っておかなければならないことを厳選してお話ししてゆきます。

こういう指導が毎週のようにあるのが,医進塾の「ウリ」(笑)の一つです。

いささか我田引水になりました・・・(汗)。


2012年3月23日金曜日

医進12始動!

昨日から「医進12春期講習」が始まっています。午前中は『英語』、午後は『化学』です。

春期講習の基本的なコンセプトは「入試問題の上限を知ろう!」です。複雑怪奇(笑)に見えるかもしれない入試問題ではあっても、解きほぐせばみな基礎的事項の組み合わせに過ぎません。組み合わせ方が自分の知っているものと違った場合、困ったりあせったりするのが人間の常であるというだけなのです。

春期講習ではそのあたりを徹底して解説します。どのように複雑に見えてもどこかに必ずヒントがあり、そこを掴むにはどうするかが大事です。

1題を徹底して解説する関係で、時間内にできる問題の数は限られます。
ですが1題の問題を

「これ以上詳しく解説できない」

というところまで

「完璧・完全に!」

分解して教えますので、理解度と達成感はかなりのものになると思います。

ゼロ学期から継続している生徒にとっては

「自分の力と入試問題の差」

を知る絶好の機会となります。その「差」がわからないと、そもそも『合格までのロードマップ』を描くことができません。

今の段階では

「わからなくもよい」

のです。その代わり、

「なぜ」

自分がその問題をわからないのか、解けないのかを知る必要があります。

自分の弱点をさらけ出すのは非常につらい反面、快くもあるものです。

『いつまでに、何を、どれだけ』

やればよいかが明確になるからです。

何でもそうですが、

『現実を知ること』

から逃げても何にもなりません。まずは素のままの自分をストレートに見ること、ここから医進塾の勉強は始まってゆくのです。

この訓練が、4月7日まで続きます。

2012年3月21日水曜日

6年前・・・

私が医進塾に来たのは2003年です。いまからちょうど6年前でした。それまでは栃木の全寮制N高校におりました。

かなりたくさんの仕事を抱えて、全寮制ですから、昼間の授業に加え夜間学習の指導もあったりして大変でした。

でもそれなりに(それ以上に!)やりがいもあったし、何よりもひとつのフロアの生徒たち30~40人と昼の授業と夜の学習指導を通じて24時間一緒にいることで、自分では気がつかない生徒理解への見方の変化もあったように思います。

そのN高校が、昨年の東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。ずっと気になってはおりました。ですが現地を訪れる時間の余裕もなく今に至り、その機会を得たのはつい一昨日のことです。

英語科主任のH田先生とは、このN高校で一緒に教えた仲でしたので、彼の車に便乗し現地まで行きました。

現地の惨状は私の予想を超えてすさまじいものでした。中央管理棟の天井はほとんどが剥げ落ち、外壁はゆがみ、内部はまっすぐ歩くのが困難なほどあちこちがゆがんでいました。職員室も、校長室も、私たちのいた役員室も、見る影もなく破壊されていました。

教室棟には思ったほどの被害がないように見えましたが、内部に入ると、低層階はまだしも天井の高い校舎部分は上の部分が剥げ落ちて、配線がスパゲティのように垂れ下がり、往時の教室棟の面影はどこにもありませんでした。

それも寮棟の被害に比べればまだましというところでしたでしょうか。

私の2年過ごした部屋も、最後の1年を過ごした部屋も、そのそばの書斎兼会議室として使っていた部屋も、全てものの見事に壊されておりました。

床に固定してあったはずの「給湯器」(高さ1.8メートル)が、配管もろとも床から抜き出したように部屋の真ん中に転がっていました。おそらく縦揺れのときに抜けてしまったものが、その後の横揺れではじき出されて部屋の真ん中に転がったものでしょう。

よく見ると周りの部屋のいくつかで同じような現象が起きていました。ドアの前にそれが倒れこみ、ドアそのものが開かなくなり、2階から雨どいを伝わって下に下りたという職員もいたようです。

N高校では当時高校3年生を除く、中1から高2までが生活していたはずですが、死者が一人もでなかったのは、まさに、

「奇跡!」

だと言われたといいます。

私はN高校にほぼ3年間在籍し、様々な勉強をさせていただきました。よいことも悪いこともありました。でもそれはすべて今の私を作る原動力となってきたものでした。

そのN高校が3.11でこの惨状を呈したということに、私は深い悲しみを禁じ得ません。地震の被害に加えて放射能のホットスポットになってしまっている現状を考えると、学校再興の道は非常に厳しいものとなるでしょう。

ですが、現場の先生方はみな、

「なんとしても学校再興を!」

と、一致団結してがんばっておられるとのことです。

学校経営の最高責任を負う理事会も、理事長も、みな心をひとつにして学校再興への道を探っているところであるとも聞いています。

その結果がどのようなものになるにせよ、学校の危機を前に手を拱いて傍観していてよいはずはありません。

これからN高校がどのような発展を遂げるのかはわかりませんが、私も何らかのお手伝いができることを期待しています。

2012年3月18日日曜日

入塾説明会第3回

午前中の医進12のオリエンテーションで始まった土曜日、午後は「第3回入塾説明会」でした。

2月末から毎週土日に開催している説明会も、昨日で3回目。回を追うごとに参加希望者が増え、昨日は501教室が満席になるほどでした。

説明会の流れはいつもどおり、①医進塾の指導の特徴、②モデル授業(数学・生物)、③質疑応答、で構成されています。

説明会後、正式な入学願書を提出された方が数名。

本来は希望される方全員に入って欲しいところなのですが、もう「獣医学部コース」はほぼ定員満席、「医学部コース」は残席僅少となっており、

「どこに入るかはまだ決めていないので、これからいろいろ比較検討して考えます」

という方には、最初から事情を説明して入学をお断りしなければならないケースもあって、心苦しい限りです。

来週22日からは春期講習が始まります。

すでに自習室の自分の席で勉強をはじめている医進12の生徒もたくさんいます。昼休みの食事風景をそれとなく見ていると、先に入学を決めたI垣くんや、A山くんが、後から入ってきた仲間にいろいろなことをそれとなく教えてくれているようです。

「先輩風を吹かす」

などということは全くなく、あくまで新しい

「仲間」

として自分たちの知っていることをシェアしようという態度には、すがすがしいものを感じます。

こういう風に医進12が出来上がってゆきます。

医進08、09、10、11に負けないような

「合格を目指して進む最強のチーム」

を作ってくれることを心から期待しています。

第1回オリエンテーション(医進12)

昨日は朝から雨でした。

でも一雨ごとに暖かくなってゆくのが実感できます。

医進では10時から「第1回医進12オリエンテーション」を開催しました。現時点で入学が決まっている方を中心に、これからの医進での勉強について、生活についてなどを話し、どうすれば時間を一番有効に使えるか、どうすれば勉強を一番効率的に進められるかについての解説をしました。

かしこまった会議の場というよりは、雑談的にいろいろなことを話しましたので、みなリラックスした雰囲気でいろいろな疑問点についても十分に話せたと思っています。

まだまだ4月からの学校探しに無駄な時間を使っている受験生が多い中、彼らは一足も二足も先に勉強のスタートを切ったのです。この利点をムダにせず、これから1学期開講までの一ヶ月を徹底的に基礎力確認と演習の徹底に充ててもらいたいと思います。

2012年3月16日金曜日

医進塾スカラシップテスト実施

だんだん朝の日差しが春の雰囲気になってきました。三寒四温の言葉通り,これからは寒くなったり暖かくなったりしながら,最終的に「春」の陽気になってゆくのでしょう。

今日は朝から「スカラシップテスト」が実施されました。


受験人数は10名ほど。みな朝から真剣に問題に向かっておりました。

医進のスカラシップ制度は設立当初からのもので,全体で5段階に分かれています。授業料全額免除のランクAから,入学金相当を減額するランクDまであります。なるべく細かく分けて受験生の学力をどこかに反映させてあげたいという趣旨です。

先ほど英語,数学,生物,化学の全科目が終了し,これから採点に入るところです。

結果が出るのが来週月曜日。判定会議は水曜日に予定されており,結果は個々に連絡することになっています。

二回目のスカラシップテストは,4月上旬,春期講習後に行われます。今回のテストで思うような点数が取れなかった人も,捲土重来を期してそちらの二回目で頑張ってもらうこともできますので,諦めずに勉強を継続してもらいたいと思います。


2012年3月15日木曜日

合格者一覧表更新!

『塾生専用ページ』の「合格者一覧表」を更新しました。

ご確認ください。

合格連絡をまだしていない人は、至急事務室までお願いします。

2012年3月14日水曜日

こんな記事を読みました。

私のところにはいつもいろいろな方からブログの記事の切り抜きとか、感想・意見が送られてきます。

今朝送られてきたもので、なるほど・・・と思った記事を再録します。

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「若い気持ちを保つ人は、老化が遅い」

と、アメリカのパデュー大学で、
社会学と、加齢医学を研究している、
マーカス・H・スチャファー博士は、
言っています。

若い気持ちを保つことは、
「情熱」を保つことと、
密接に関係しています。

では、若い気持ちを、
いつまでも保つために、
私たちは何を考え、
何を行ったらよいのでしょうか?

そもそも、
若い気持ちを保つための妙薬など、
あるのでしょうか?

私はある、と信じています。

ある動物実験で、
成体になった、ねずみの例があります。

遊び道具の多いカゴに入ったねずみは、
普通のカゴに入ったねずみよりも、
1つのニューロン当たりの、
より樹状突起の数が多くなるのだそうです。

つまり、脳がより発達するということです。

私たち人間も、
楽しいことにチャレンジすること、
好奇心を持って、
新しいことにチャレンジすることで、
心を、若く保つことができるのです。

また、学び続ける人も、
常に「情熱」を持ち続ける人です。

実際の年齢が80歳であろうとも、
「情熱」を持っている限り
若々しくみえるものです。

しかし、学ぶ事をやめ、
固定観念に支配された人は、
年老いていくのです。

たとえ、20歳であろうとも、
心は年老いていきます。

学び続ければ、
新鮮な発見と出会える喜びもあります。
それが若さの秘訣といえるでしょう。

年をとっても、
人の脳には「可塑性」という、
死滅した脳細胞を、
蘇らせる脳力が、
備わっているのだそうです。

この脳力こそ、
人の脳の特徴でもあるのです。

ですから、自分には無理だとあきらめず、
否定せず、
脳に刺激を送ることが大切です。

好奇心を持って、
前向きに趣味や、読書、
思いっきり笑うことなど、
何より、チャレンジする心構えが
重要だと思います。

私が「若い気持ちを保つ」1つの方法は、
孫たちと楽しく遊ぶことです。

飽きやすい子供たちと、
ずっと楽しく遊ぶためには、
工夫が必要です。

あなたは、若い気持ちを保つために、
どんなことにチャレンジしていますか?

どんなことに「情熱」を持ち続けていますか?

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS. 情熱を持ち続けることは、
自分を幸せに保ち続けることです。
モルツ博士から、そのことを学ぶことができます。

http://www.0stresslife.com/zrl/

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ねずみの実験結果が必ずしもそのまま人間に当てはまるとは限りません。でも同じ生命体として、当てはまる部分もあります。

情熱をもって積極的に外界に取り組むことで老化抑制に一定の効果がある

このことはどうも事実らしく思います。

老化そのものが悪いわけではないでしょう。人間はいつか必ず歳を取りますから、それを否定しても仕方がないことです。

でも身体的な老化と精神的・メンタルな意味での「老化」とはカならすしもシンクロしないし、身体的な老化のエキス(笑)を能力の向上に使うことができたとしたら、それは後に続く方がたにとってもとても大事な「無形の遺産」となるのではないでしょうか。

身体的には年老いて何もできなくなっても、何か社会的に別の形で奉仕することができたら、こんなにすばらしいことはないのではないでしょうか。

そしてそれは、本当に老化してしまってからでは遅いのであって、若い内、つまり医進塾で真剣に学んでいるうちに体得しておかなければならないもの・皮膚感覚になるほどにまで身に着けておかなければならないものなのではないか、と思ったしだいです。

さて、これから自分のことを振り返ってみましょう(笑)。

ちょっと怖いのですが(笑)。

2012年3月12日月曜日

合格者一覧表更新!

『塾生専用ページ』の「合格者一覧表」を更新しました。

※1日に二回の更新はとてもうれしく思います。

まだ事務室に合格連絡をしていない人は至急お知らせください。

ゼロ学期終了

先週の土曜日,10日で,『医進塾ゼロ学期』が終了しました。

ゼロ学期の基本コンセプトは「自分の学力を正確に知ろう!」というものでした。そのため受講生をなるべく少数にして,各自の勉強の進度がどこまで行っているかを,担当講師が正確に知り,適宜アドバイスを与えることを目的としました。

殆どの生徒が担当の主任講師と面談をし,そこで自分の勉強の方針を立ててもらったものと思います。その方針は勉強のロードマップとしてこれから大いに役立つことでしょう。

今週は『ゼロ学期』に続いて『学習ガイダンス期間』となります。先生方のところに自分から進んで行って相談の時間をとってもらい,来週後半からの『春期講習』へと備える期間です。

自習室での勉強がだいぶ

「板についてきた」

医進12の生徒もおります。この「勉強の習慣」を,春期講習で徹底させ,そのまま4月からの新学期に突入してもらいたいものだと思います。

いずれにせよ,もう次年度入試は始まっている,次年度を目指した受験勉強は始まっているということです。

気持ちの緩みのある人は,自分でそれに気がつき,自分で修正する癖を付けましょう。そのためには医進塾の自習室ブースや学習ガイダンスを徹底的に,120%利用してもらいたいと心から願います。

合格者一覧表更新!

『塾生専用ページ』の「合格者一覧表」を更新しました。

まだ合格校を事務室に届けていない方は,至急お届けください。

以上です。

2012年3月11日日曜日

3.11 last year...

昨年の3月11日は、ごく平凡な一日として始まりました。

私の手帳には

「①授業報告書確認・記載、②午後「生物」特別講義(K藤主任)、③次回学校説明会参加者への連絡」

と書いてあります。

何もなければ、ごく普通の一日として記憶にも残らずにそのまま終わる日だったはずです。

2時48分は、「生物」の授業中でした。大揺れが始まるやいなやK藤主任が生徒全員に『机の下に隠れて!』と指示を出しているのが聞こえました。

私は部屋のドアを開け、特に自習室の大きな入口ドアが閉まってしまわないよう、開け放すためにそちらに向かいました。

ドアは難なく開きました。内部を確認してけが人等がいないことがわかった時点で部屋の外に出ました。

その瞬間、今までに聞いたことのないような不気味な「ギシギシ」という音が天井付近からしました。

これはただ事ではない!

地震にはかなり慣れているつもりの私ですが、教室が潰れるかも!と一瞬青ざめたことを思い出します。

生物の授業は直ぐに中止。帰れる生徒は直ぐに帰しました。文系事務室でも女子職員はただちに帰宅。医進では私、文系事務室ではT所次長が最後まで残って揺れと被害の確認をすることになりました。

幸い物理的な被害は皆無でした。その時点で塾内にいた生徒は10名。JRが不通で帰宅の目処が立ちません。すぐ近くに部屋を借りていたS木さんのところにK地さんをお願いすることにし、ほかにも徒歩で帰れる人、迎えに来てもらえる人はできるだけ早く帰すようにしました。

困ったことに電話が通じません。完全に通話不能というわけではなく連続してかければ4回に1回くらいはかかるので、根気良くかけ続けるしかありません。

下手に動くよりも塾内にいたほうが安全だという判断で、教室には男子生徒、自習室には女子生徒を入れ、様子を見ながらできるだけ身体を休めるようにしました。

その後、私たちは文系事務室に設置してある非常用テレビで、地震の被害と津波の大きさを知ることになります。今までに見たこともないような高さの津波が大地を呑み込んで行く様子は、私たちの予想の範囲をはるかに超え、畏怖の念すら感じさせるものでした。

これが大災害であることは直感的に理解できました。ですが私の心の中にはその段階から何となく「たとえどんな災害が襲ってきても、絶対日本は大丈夫」という思いがあったことも否定できないのです。

その根拠は、と問われると、自分では

わかりません

としか言えません。

でも、それでもなお、日本と日本人とは、

大丈夫!

という思いは今でも持ち続けている私の信念のようなものになっているのです。

あれからちょうど1年が経ちました。2万人近い方が尊い命を亡くされ、未だに数十万の方が避難生活を余儀なくされているといいます。

大地震、大津波、そして原発の大事故。すべてが現代の日本人にとって未経験に近い事柄でした。

それでも、なお、日本人はその経験を生き抜いています。

細かいミスやトラブルは人間ですから避けられません。それでも、あの時世界中を感動させた、規律正しさ、譲り合い、助け合いという、人間の尊厳の本質とも言えるものを堂々と示しながら、生き抜いてきています。

その「人間としての高貴さ」を持つ限り、日本人は絶対に大丈夫です。

医進塾の塾生が一人残らず、将来この日のことを忘れず、世界中から示された援助の手を今度は世界に向けて伸ばして行く存在になってもらいたいと、心から願います。

3月11日の「東日本大震災」が、将来彼らにそのことを思い起こさせる日になるよう祈ります。

テストの迷解答(1)笑

私の机の上に『テストの珍解答555』という本があります。これがまた抱腹絶倒の本でして・・・笑。

あまり引用すると著作権侵害になりますから程度は考えますが,それでも「笑いのお裾分け」(笑)を・・・。

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問題1.「ともかく」という副詞を使って文章をつくりなさい。

解答:「昨日,ともかくんと遊んだ」(北海道Y中学校)

問題2.「どんより」という副詞を使って文章をつくりなさい。

解答:「僕はうどんより,そばが好きだ」(滋賀県L中学校)

問題3.次の文と同じ意味になるように,(  )内に文字をいれて完成させなさい。

同じ話しをきかされて,うんざりする=(     )に(     )ができる。

解答: ( お前 )に( 何が )できる。

問題4.「まさか~だろう」を使って文章を作りなさい。

解答:「まさかりかついだ金太郎」(京都府中学校)

問題5.(  )内に漢字を一文字入れて,次の意味を示すことわざを完成させなさい。

努力しても手ごたえや効き目が全くないこと = (     ) に (      )。

解答: (  ) に (  )。

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いろいろと考えてくれますねぇ・・・(笑)。

2012年3月9日金曜日

勉強のプロagain(続)

私が以前勤めていた学校でのことです。

私の担当した英語のクラスにA子さんという、大変に優秀な女の子がいました。普段は非常におとなしく地味で目立たない子でしたが、こと「勉強」ということになると他を圧倒する実力を見せていました。

運動もよくやる子で、大会に出てどうこうというようなことは無かったものの、テニスを仲間ととても楽しんでやっていた光景を覚えています。

成績以外は目立たないA子さんで、私とも英語の授業以外の接点はあまりありませんでした。それでも読んでいる英文の内容に納得が行かないと、とことんまで突き詰めて考えるのがA子さんのやりかただったようで、そのためによく彼女とは議論をしたものです。

議論の最中にも決して声を荒げたり、感情的になったりすることがなく、常に冷静に物事を考え論理的に理解できない部分にのみ疑問を呈してきたので、大変に話しやすかったことが印象的でした。

国公立大学医学部を目指していたA子さんは、センターテストも難なくこなし、さてこれからいよいよ二次試験・・・という矢先でした。

二次試験の二週間ほど前だったでしょうか、お母様が突然に倒れ、意識不明のままその日のうちに亡くなってしまったのです。

「こんなことがあって良いものか・・・」

A子さんとお母様との仲のよさを知っている私たちは呆然自失、言葉を失いました。よりによってこんな時に、こんな試練をA子さんに与えた神様を、私は少し恨みました。

お通夜、ご葬儀が終わり、二次試験が行われました。受験そのものすら危ぶまれていたA子さんでしたが一応は受験したようでした。彼女が試験でうまく合格までこぎつけるだろうと思った人は、私たちの中に一人もいませんでした。

でも結果は、なんと、見事に第一志望の国立大医学部に合格だったのです。

普段は「合格!」の知らせのたびに歓声が上がる職員室を、その知らせのときだけ異常な沈黙と静寂が支配しました。それが自然な拍手に変わってゆくまで、10秒以上はかかったでしょうか。

以下は、卒業式後の謝恩会で、お父様と一緒に来たA子さんに直接聞いた話です。

#############

「最初は何が起こったかわかりませんでした。母は私にとって一番身近な存在でしたから。その母が『いない』という状況を受け入れられなかったのだと思います。

今でも本当は受け入れていないのかもしれません。

でも私が自分の志望校に合格することを一番楽しみにしていてくれたのが母でした。その母を悲しませてはいけないという思いが最初からありました。

生きていようと死んでいようと、母の願いは叶えたいと思いました。いえ、叶えなければならないと思いました。

お通夜の後、私は父と一緒に母の遺体のある部屋にいました。いつの間にか私の手に数学の問題集がありました。鉛筆も握ってました。なんとなく周りを見回して机の代わりになるものを探したのですが、ありませんでした。

その時突然母から呼ばれたように感じました。そして気がついたら、母の遺体が納められているお棺の上で数学の問題を解いていたんです。

朝まで一睡もせず問題を解きました。母がすぐそばにいてくれたようで(実際いたんですが・笑)、自然に勉強できました。

翌日の葬儀のときも、私は頭の中で数学や生物の問題をやってました。英語の単語もちゃんと覚えなおしましたよ(笑)。

先生はいつか授業中に、人間ってまったく寝ないと数日で死ぬって言ってましたね。あれはうそだと思います(笑)。

母の葬儀から試験までの10日間、私はほとんど寝てないんです。寝なくても平気でした。食事の時も、お風呂の時もトイレの時も、ず~っと勉強してました。母がそばにいてくれたから、平気でした。

試験が終わったあと、帰宅してそのままベッドに直行して、まる二日間寝っぱなしでした。試験が日曜日に終わって、そのまま寝て、おきたら火曜日でした(笑)。

一番困ったのは言葉です。

人間って10日も何もしゃべらないと、言葉を忘れるのですね(笑)。

しばらくは父と話すときも、『あれがあれで、あれだよね』とか、代名詞ばっかり使ってました(笑)。

母がいないのはさびしいけれど、私は母の願いを実現できたことに誇りをもっています。それもお棺の上で勉強して合格できたのですから(笑)。これ以上の親孝行はないかも(笑)。

お医者様になって貧しい人を救いたいという望みを、一番励ましてくれたのが母でしたから、きっと天国で一番喜んでくれているでしょう。

先生、授業中に『君たちは勉強のプロだろう!だったらどこそこでないと勉強できないなんで言うな!プロにとっては世界中が教室で、世の中すべてが勉強部屋だ!』って、言ってましたよね。

私、プロになれましたか?(笑)」

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医進塾の塾生全員に「勉強のプロになれ!」と私が言う、その原型はこのA子さんにあるのです。生徒にいう以上、私もそうでなければならないと思い、いまでも英語の勉強やプレゼンの勉強は続けています。

でもなかなか「プロ」になれなくて・・・(涙)。

そのたびにA子さんから叱られているような気分になり、自分を改めて励ましている最近です。

2012年3月8日木曜日

勉強のプロagain(笑)。

なぜ『勉強のプロagain』かと言うと、はるか昔、同じようなタイトルで記事を書いたことがあるからです。

⇒ http://wasedazemi-ishinjuku.blogspot.com/2008/04/blog-post_19.html

あのときには、同じプロとは言っても、将棋のプロを例にとり、

「アマチュアとは決定的に異なるプロの厳しさ」

を中心に書きました。

今日はもうひとつ別の角度から「プロ」を見てみたいと思います。

とは言っても私は世間がそれほど広いわけではないので、自分の一番良く知っている世界のひとつ、「空手」から例を取ります。

私の空手の先生の一人にT先生がいます。伝統空手の世界に多少なりとも興味のある人で「松涛館のT先生」を知らない人は、

「もぐり」

だといわれたほどの先生です。今はもう後輩の指導に専念しておられますが、お若いころは数多くの武勇伝を残された方です。

中でもヨーロッパ・アメリカの各支部を指導で回ったとき、次々と挑戦してくるボクサー、プロレスラー、他流派の空手家たちを、それこそ、

「一撃必殺」

で、撃退していったときの話は、すぐそばでその場を見ていたお弟子さんのから聞いたこともあり、まさに格闘技としての空手の可能性を私たちにはっきりと示してくれたものでした。

そのT先生が、まだ大学卒業後、日本国内の優勝や世界大会での優勝などを取る前のことです。

1日24時間、すべて空手の練習に充てたと聞き、私たちは本当に驚いたのです。

身体を動かす具体的な「道場練習」以外、歩いているときも、食事をしているときも、寝ているときも、すべて

「空手の稽古」

に充てたというのでした。

「そんなことが、どうして可能でしょうか?」

と聞いた私は、まだまだ若かったのだと思います。

「道を歩くとするだろう、前から人がくるね。その人がこちらの間合いに入った瞬間、突きを入れてきたらどうするか、蹴りを入れてきたらどうするか、同時に真横にいる人が裏拳を打ち込んできたらどうするか、これを常に考え続けるのだよ」

というT先生の話を聞き、

「自分もやってみよう」

と思い立ったのはよいのですが、いざやりだすと、それこそ10メートルも先に歩けないほど緊張の連続で1分でギブアップしたのでした。

それをT先生は24時間やったというのです。

「外で食事をするとするね。レストランのボーイさんが料理を運んでくる。自分のそばに置こうとしたとき彼が肘打ちをしてきたらどう防ぐ、料理を投げつけてきたらどうかわす、運んできたビール瓶でいきなり殴りかかってきたらどうする。これを24時間考えるのさ」

これが

「プロ」

というものなのだ、と改めて心から理解したのでした。

では「勉強のプロ」であるべき「医進塾塾生」はどうなのでしょう。

寝ている間も、とは言いませんが、自分のおきている時間、自分がたとえどこにいても

「勉強ができる」

態勢になっているでしょうか。

えんぴつとノートがあれば、

「駅のベンチでも」

勉強に取り掛かれる準備ができているでしょうか。

「公園のテーブルでも」

計算や単語の暗記に取り掛かれる心の準備ができているでしょうか。

私はここで医進12の塾生に対し、改めて

「勉強のプロになれ!」

と、はっきりと言いたいと思います。

私の教え子の一人から、私はこのことを学びました。次回はそのお話をしましょう。

2012年3月7日水曜日

60000PVへのお礼

気がついたらPVが60000を超えていました。

毎回申し上げることではありますが、このブログのようにマイナーなものへ、合計・総計で60000回もアクセスしていただいたことに、心から感謝いたします。

最近は忙しくてアクセス解析などもほとんどしておりませんでしたが、チェックしてみたら1日のPVが平均で250~300、多いときは400を超えていたようです。

商用ブログならよくあることだといわれたこともあります。でもこのブログはそんなものではなく、塾長としての私の、いわば「つぶやき」のようなものの羅列に過ぎません。

そのようなものにこんなにたくさんの皆さんに来ていただき、感謝の心はいだきつつも、恥ずかしくもあり、照れくさくもあります。

どうかこのブログが続く限り(どこまで続くかわかりませんが・笑)、末永くお付き合いいただきますよう、お願いいたしまして、感謝の言葉といたします。

今後ともよろしくお願いいたします。

これも毎回書くことではありますので、例によっての付け加えです。
このブログは直接の書き込みができないようになっております。
もしご意見、ご希望、ご感想などがありましたら、下記アドレスまでお送りください。



megumi.toyama@gmail.com

いろいろなご感想、ご意見をお待ちしております。

If you want your dream to be...

医進11の入試がいよいよ終盤に向かい、同時に医進12が動き出しています。

4月から医学部生、獣医学部生として新しいスタートを切る人にも、また、捲土重来を期してもう一度医進でがんばってみようと思っている人にも、私は次の曲をプレゼントしたいと思います。

Donovanの詞と曲で、「Build Your Secret Slowly」というタイトルです。
Youtubeで聞けますよ(笑)。

If you want your dream to be,
Build it slow and surely.
Small beginnings greater ends.
Heartfelt work grows purely.


If you want to live life free,
Take your time go slowly.
Do few things but do them well.
Simple joys are holy.


Day by day, stone by stone,
Build your secret slowly.
Day by day, you'll grow, too,
You'll know heaven's glory.

http://www.youtube.com/watch?v=2TiwtPMDhKI&feature=player_embedded

カトリック教会の聖人の一人である、聖フランシスコを題材にした、フランコ・ゼフェレッリ監督の作品、「Brother Sun、Sister Moon」の中の挿入曲です。

聖フランシスコという人はヨーロッパ中世末期に生きた人で、カトリック教会内に革命的な思想を導入したことで有名です。

革命的思想といいましたが、それは後世の人々が彼の業績を歴史的に検証して言うことであって、実際の彼は大変に純朴・謙虚な人でした。

聖フランシスコがあるとき神様から『フランシスコよ、行って崩れかけている私の教会を建て直しなさい』という直接語り掛けられます。

彼はその言葉を文字通りに受け取り、自分の住んでいる町の郊外にあった廃墟に等しい教会を、実際にひとつひとつ石を積み上げながら建て上げてしまうのです。

これはそのときにバックに流れている曲で、まさにその場面にふさわしい内容の曲でした。

これから大学で勉強を始める人も、来年の合格を目指して受験勉強を開始する人も、この曲の一節「Day by day, stone by stone, Build your secret slowly. Day by day, you'll grow, too」の部分をよく味わってください。

ひとつひとつ、自分の夢を叶えるために、石を積み上げてゆくこと、そしてそれが自分をも大きく成長させてゆくこと、加えて何よりも大事なこと、それは「毎日すこしずつ」してゆくものなのだということ、なんだか人生に必要なものが全部ここに書かれているようにも思いますね。

2012年3月6日火曜日

面白画像(笑)。

こんな写真ばかり載せていると、

『よっぽど暇なんじゃないか・・・?』

と思われるかもしれませんが(笑)。

なんとも言えずに面白い画像が来ましたので・・・。


しっかりしろ、傷は浅いぞ・・・というところでしょうか(笑)。

私よりパソコンが上手そうですね(笑)。

なんともうしましょうか・・・(笑)。

珍獣病院・・・ちっぽけだけど同じ命

私の友人がいつもかかっている獣医さんだそうです。どんな動物でも

『治してみせる!』

と、がんばる方なのだそうです。すごいと思いました。

特に小動物はちょっとの怪我でもすぐに死んでしまうことが多いので、神経を使うのではないでしょうか。


2012年3月2日金曜日

ちょっと驚き!

ここ数日の入学申し込み数には驚いています。

きっちりと保護者面談をし、本人との面接も行い、授業見学もやってもらって選抜といういつものプロセスに全く変更はないのですが、もう定員の三分の二が埋まってしまいました。

「しまいました」などと書くと、なんだか悪いことのように聞こえますので、申し訳ないのですが(笑)、例年にない急ピッチを表したくて使った表現ですので、ご寛恕ください。

医学部コースも獣医学部コースも、申し込んできた方々は皆大変に真面目で熱心、本気になって来年度の合格を目指そうという方々ばかりです。自習室のブースも新旧の生徒が仲良く和気あいあいと使ってくれており、例年にない明るさです。

お陰さまで「獣医学部コース」は現時点でほぼ定員いっぱいとなりました。

2期試験の前に申し込みだけはしておこうという方もいるようですので、2期合格で若干の欠員は出るものと思われますが、もしもこの記事を読んでいる方で医進への興味をお持ちの方がいれば、なるべく早く事務室(03-3205-4308)にご一報いただき、早めに「学校説明会」の予約をお願いいたします。

医進塾では、電話のみの「入学申し込み」は受け付けておりません。以前書いたことがありますが、「学校説明会参加(保護者同伴)」 ⇒ 「個別相談」 ⇒ 「授業見学」 ⇒ 「合否判定」 ⇒ (必要に応じて)スカラシップテスト受験 という順番になっております。

医進塾に在籍した方・卒業生やその保護者の推薦、出身高校の担当教諭推薦などがある場合は、別途特別な扱いになります。

興味をお持ちの方は、お早めのアクセスをお願いします。

今回は純粋な「宣伝」でした(笑)。

合格者一覧表更新!

『塾生専用ページ』の「合格者一覧表」を更新しました。

まだ合格報告をしていない人は至急事務室に連絡してください。

2012年3月1日木曜日

Everyday, カチューシャ(笑)

私はよく口笛を吹きます(笑)。癖なのでしょうが、生徒からはよく「うるさいからやめてください!笑」とか言われて、大変に不評なのですが、気がつかなくてもつい吹いてしまっていることがあるようです(笑)。

先日もAKB48の「Everyday、カチューシャ」という曲を何気なく吹いていたら、

「なんで先生がそんな曲知っているのですか?!」

と怪訝な顔をされました。

「別に・・・、いいじゃない、いい曲だからだよ・笑」

「AKB48を先生が知っているということそのものが、おかしいです・笑」

「確かにAKBってAruteido-Kawaiikedo-Busumoiruの略だって言ったことあったよね・笑」

「ひどい言い方しますね!ファンに聞かれたら後ろから刺されますよ・笑」

刺されるかどうかは別にして、医進の中にもAKB48の大ファンがいたようです。

ある女性作家が彼女たちのことを指して、

『48人そろってやっと一人前のグループ』

とある場所に書いていて、言いえて妙と思わず笑ってしまったことがありました。

いろいろ言う人はいるでしょうし、好き嫌いは強制できませんから、どうでもよいのですが、それでも私はこのAKB48という女の子たちのグループに、比較的好感を持っています。それは彼女たちが、

「一生懸命やっているから」

です。

確かに「芸」能人としての「芸」の完成度は低いでしょう。純粋に彼女たちのパフォーマンスを『芸』として見れば完成度は三流かもしれません(失礼・笑)。でもあの年齢に完成を求める必要はありません。歌が下手でも踊りの振り付けを間違えても(笑)、ダンスのレベルが高校の文化祭レベルであっても、何かに打ち込み、それに「賭けて」いる人たちの姿には感動を与える『なにものか』があるものです。その『なにものか』が本物であるから、見ている側に感動を与えるのです。

超一流の芸人の手抜きの芸と、三流の芸人の必死の芸と、どちらを選ぶかということなのでしょう。そこから先はまさに、好き好きではあっても、特に若い世代に「必死さ」に対する憧れが強いのは、ごく普通に納得できる話です。

受験生は「勉強のプロ」です。「勉強のプロ」であるためには「いつ、いかなる条件の下であっても『学ぶ』ことができる」という強さを持たなければなりません。ある一定の条件のものでならば「勉強ができる」というだけでは『プロ』とはいえないのです。

『鉛筆一本、ノート一冊あれば、公園のベンチででも勉強できる!!」

という強い意志・意思があってこその

「勉強のプロ」

なのです。「勉強のプロ」は『学問のプロ』ではありません。間違えることも多いでしょう。人に教えることは苦手かもしれません。でも私たちはみな、勉強のプロとしての自覚を持った塾生のその「必死さ」に感動し、それを徹底的に支えてゆく決意を持っています。

AKB48の

「必死さ、一生懸命さ」

に感動できる心のやわらかさをもった人たちに、今年もたくさん出会えることを期待しています。

3月になりました。

あっという間に2月も終わり、今日から3月となりました。
医学部・獣医学部の入試もほぼ終了。あとは2期試験と国公立医学部の後期試験を残すのみです。

医進12の新入生もだんだん増えて、自習室の世代交代の時期になってきたようです。

先日学校説明会に参加したあるお母様からこんなことを言われました。

「息子は昨年一年間、ある大手予備校にお世話になりました。2月になってパタッと学校に行かなくなり、不思議に思って聞いてみたら、『もう授業がないんだよ』といわれてしまい、驚いています。2期試験があり、国公立の後期試験も残っているのに、授業がないって、どういうことなんでしょう」

考えてみると確かに不思議なことですね(笑)。

その大手予備校というのがどこだかは知りませんが、大体一般的にはそんな風になっているのではないでしょうか。

表向きは「試験の期間に入り、授業を置いても参加する人がばらばらになってしまうから」というような理由なのだと思います。

でも本当の理由はたぶん違うでしょう。

「新規入学者の募集に忙しくて、授業などやっている暇がない」

というのが本音なのではないかと「邪推」しております(笑)。

先ほどの理由は一見もっともらしいのですがよく考えれば意味がありません。受講生がばらばらになったところで、大学別ピンポイントアタック講座のような形にすれば、何の問題もありません。

受けるところが違うのであれば、それにあわせて受験大学の試験前にそのような講座をおくことは、教務的に何の問題もないことです。

「医進では3月10日までずっと授業を継続しています。その後もSCと言って自由質問の時間を保証しております」

と申し上げると、そのお母様は本当にほっとしたようなご様子でした。

私としてはごくごく、

「あたりまえ」

のことをしているだけなのに、それにあまり感心されると、なんとお返事をしたらよいものか迷ってしまいます。

このことひとつをとってみても、

医進塾のやりかたは、他とはずいぶん違う

ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

以前「医進塾の指導方針」ということで(かなり前ですが)医進塾では、

学校のベストと予備校のベストのコラボ

を狙っていると書いたことがあります。これはまさに「医進の特徴」なのであって、そうそう簡単に同業他校に真似できるものではありません。

学校説明会にかならず複数の科目の「モデル授業」を置くこともそのひとつです。平日においでになる説明会希望者には、最低でも1時間半以上の説明の時間を取るのもその一例です。学校説明には必ず保護者の参加をお願いすることもそれに含まれます。

「医進塾の説明会は、いろいろ面倒だ」

と思われる方も多いと思います(実際そうですから・笑)。

しかし、私としてはそのような面倒くささの本質をきちんと理解してくださる方のご来校をお待ちしているのです。その面倒くささには、それなりの十分な理由があるからです。そしてその理由を正しく理解してくださる方にとっては、医進の指導方針ややり方は、何の問題もなく納得していただけるものと、確信しております。

よろしければ、事務室(03-3505-4308)まで、ぜひご一報ください。