先週の土曜日,初回の「学校説明会」を開催しました。会としては大変に盛況で,また参加して下さった方々も非常に熱心にモデル授業を聴いていて,担当の先生から,
「感心しました!」
という感想をいただきました。
その後すぐに個人面談の希望が相次ぎ,現役担当のA部先生の援助をもらいながら,終了したのが夕刻の18時前でした。
医系予備校に対する関心の高さを,改めて実感した初回の説明会でした。
医進の説明会は,もしかしたら他校のものとは少し趣が違うかもしれません。直接は知りませんが他校の場合,統計数字であるとか偏差値の一覧表の説明であるとか,あるいは合格した人の成績の羅列であるとか,あるいは今年の入試の,現時点で判明している情報であるとかが中心であると聞きます。
医進塾ではそのような数字や統計の羅列は(資料としてお渡しはしますが)私の話にはおそらく殆ど出てこないと思います。理由は,
「私がキライだから」(笑)
です。
統計や成績資料の数字は,実際にはとても大事ですし,私も受験校決定の細かい指導の時には数字を駆使して最後のツメを行います。センター得点の1点差が合否を分けることがあるのが入試というものであれば,それは当然のことです。
ですが,学校説明会の場でそれを話す必要は全くありません。
学校説明会に来てくださる方は,医進塾と何かのご縁のある方だと思います。そしてそのご縁は「志望大学・学部に合格するにはどうすればよいのか」という関心1点を巡ってのものであるはずです。その点,その「関心」に,明確にお答えするものがあるからこそ,説明会に,
「来てよかった!」
と思っていただけるのではないでしょうか。
私は説明会で,「合格した子はどうやって勉強したのか」を話します。「不合格だった子がどのような勉強方法をとったのか」についても話します。また「合格と不合格とを分ける線はどこにあるのか」についても,きわめて具体的に話します。
たとえ結果として医進塾を選んでいただけなかったとしても(それは一つの「結果」ですから,しかたのないことです),説明会でお話ししたことがその生徒のこれからの勉強に,何か役に立ってくれたとしたら,このせっかくのご縁にお応えしたことになるのだろうと考えているのです。
大教室で何百人もの方を集めて行う説明会では,絶対にできないようなお話をいろいろとさせていただきたいと願っています。
参加ご希望の方は,ぜひ予約のお電話をいただけたらと願っています。(03-3205-4308)。