l今日は一日かけて埼玉H高校の視察に行ってきました。
本当は「視察」というような「上から目線」ではなく(笑)、単にその高校に早稲田ゼミナールが講師の先生を派遣して特別授業を行なっているので、その「様子見」というに過ぎませんでした。
朝は8時55分から授業が開始され、6時限目までびっしり授業が組まれています。放課後は高2、高3をそれぞれ対象にした100分授業があります。医進塾からも英語のH先生、数学のK先生が週に一回出向いて、徹底的に受験に特化した授業を行なっています。
今日は1学期最終日ということもあり、何となく全体に、
「ざわついた雰囲気」(進路指導の先生のお話し)
だとのことでした。でも実際に授業を見てみると、全くざわついたところなどはなく、皆熱心に先生方の授業に集中しておりました。
今年の高3は例年になく
「理系が多い」
とのことでしたので、医進塾の先生方の、理系に特化した指導方法(英語、数学を問わず)が、何かその高校のお役に立てばよいと、改めて思った次第です。
先生に理系希望者の詳しい内訳を聞くと、薬学部、理学部、工学部が圧倒的に多く、獣医学部や医学部は
「ほとんどいないのですよ」
ということでした。
「本当はもっとどんどんチャレンジしてもらいたいと思っているのですが」
という英語科主任の先生の言葉から、やはり「医学部・獣医学部」を志望する生徒は周りから、
「特別な存在」
としてみられているのだなぁという思いを強く持ちました。
一日中強い風と雨の日でしたが、放課後はさすがにそれも止み、私たちが18時過ぎに失礼する頃には、校庭のあちこちで野球やサッカーなどのクラブ活動に熱心に打ち込む生徒や、オーケストラの楽器の練習をしている部員の姿が散見されました。
私は今の仕事に着く7年前までの人生の大半を高校で過ごしましたので、特にその光景には強く
「懐かしさ」
を感じました。
考えてみれば医進塾の生徒たちもみな同じように昨年、一昨年は、このH高校の生徒と同じように高校生活を楽しんでいたのに違いありません。
でも今はその思い出を胸に抱きながら、全てをなげうって「勉強」というものにかけているのでしょう。
そう思うと、何としてでも全員の
「夢」
を叶えてやりたいものだ、と改めて思った次第です。