「後輩に合格体験記書いてよ」
と頼むと,
「わかりました!」
と言ってワープロに向き合って書いてくれました。いかにも彼らしい「合格体験記」ができあがりました(笑)。
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合格体験記
医進塾11生 NM君(帝京大学医学部)
よく合格体験記にある「私は,最初は勉強が苦手でした。」の比じゃなく,僕は本当に勉強が苦手でした。その上,予備校を決める際の外山塾長との面接で,ほぼ無言で3時間45分過ごすという武勇伝?伝説?を残しました。
その時は本当に自分が何をしたいのかも分からなく,外山塾長に何を質問されても,自分が何を言うべきなのか全く分からなくて,答えることが出来ませんでした。
実際に医進塾に入っても,最初は著しく成績が上がることもなく,自分の目標がはっきりするわけでもなく,ただ与えられた課題をこなすということを繰り返すだけでした。
そんな僕が何故今しっかりと目標を持てて,自分の主張をしっかり伝えることが出来ているか,その理由は2つあります。
1つ目は,具体的なことなのですが,CPを受講したことが大きいと考えています。
(※「CP」:「communication program」医進塾独自のプレゼンテーション,面接対策講座のこと)
いかに相手が知りたいことをちゃんと伝えるか,その中でいかに自分の主張を相手に伝えるかを実際にプレゼンとして体験し,失敗しながら次に繋げていくという経験は,面接時だけじゃなく普通の会話や大学でのプレゼンにも役立っていると感じています。
相手に何かを伝えることがこんなにも難しくて,相手に何かが伝わることがこんなにも嬉しいと感じさせてくれたこの授業は一生涯役に立つと思っています。
2つ目は,同じ目標を持つ仲間,友達や先生方との出会いです。
これは自分としては本当に一番自分を変えてくれたものだと感じています。
同じ環境にある仲間や様々な意味で経験豊富な先生方と勉強や将来の夢の話をしたり,それ以外の話をしたり,先生方には時々怒られたり,逆に褒められたりすることは,本当に自分の糧になりました。うまく言えませんが,それが本当に自分を変えてくれたんだと思います。
もちろん,この医進塾に通っていた第一の目標は志望大学合格であり,実際に合格することが出来たのは本当にありがたく,嬉しいことですが,それ以上にここでの様々な経験や仲間との出会いが本当に今でも貴重な自分の経験になっています。
自分がこんな事を言うのは本当におこがましいのですが,今の皆さんにとってこの医進塾が,勉強以外でも(もちろん勉強はとても大事なのですが),とても貴重な経験ができて,大学に入ってからも,社会人になってからも役に立っているという何かを見つけてもらえたら,医進塾生としてとても嬉しいです。
あと個人的なアドバイスですが,欠席や遅刻をなるべくしないようにするのは,とても良いことだと思います。自信にも繋がります。
成績は,あくまで僕の場合ですが,秋ぐらいになってようやく上がってきた気がします。コツコツやるのが,やっぱり一番の近道な気がします。
大学は一年生の今でも少しだけ大変ですが,やっぱり楽しいです。
これで僕の合格体験記を終わらせていただきます。長文,駄文,散文失礼いたしました。
うまく書けてるか不安です。
ちゃんと合格体験記になってるかな?(汗)
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N君は一年間,無遅刻,無欠席で皆勤でした。決して成績的に上位にあったとはいえない彼が医学部に合格できたのは,この「無遅刻・無欠席」のお陰だと昨日も彼と話したところでした。