2012年7月7日土曜日

1学期最終日

実感がわきません・・・と、昨日数名の生徒から言われました。

「明日、7月7日は何の日でしょう?」

と聞いたときの反応です。

もちろん「七夕!」と言った人もいたのですが(笑)、私が「1学期最終日です」と答えたとき、本当に驚いたような顔をして言ってくれたのが、冒頭の言葉でした。

4月16日に1学期が始まりました。早い人はその一ヶ月前の「春期講習」から医進で勉強をしてくれています。遅い人でも4月の上旬から何らかの形で自分の勉強に手をつけているはずですので、今日、7月7日で医進での勉強が3ヶ月過ぎたということになる人が大部分なのではないでしょうか。

この3ヶ月、医進12の塾生たちはみな本当によく勉強してくれました。その結果が次第に数字として表れてきていることも事実です。

スタート時の成績が低いために、たとえ数値として表れたとしても、それがそれほど高いものには至っていない生徒もおります。

でも、それはそれでまた意味があります。

「100点満点のうち、たとえ10点であっても、自分の実力で獲得した点数であれば大きな意味がある。たとえ90点取れたとしても、それが『マグレ』であったり『運のよさ』の結果であったとしたら、その持つ意味は小さい」

こんなことを塾生には繰り返し伝えてきて今に至ります。そのことが分かってくれている生徒が大部分だと、最近の塾生の勉強振りを見て思います。

今日で1学期が終わりとは言え、来週からの「補講期間」は、原則として今までどおりの授業が継続されます。個別指導もそのまま入りますから、確かに冒頭の生徒のように、

「実感がわかない・・・」

こともあるでしょう。

でも補講期間の授業は、今までの授業と夏期講座の授業をつなぐものという意味で、また特別なものですし、夏期講座は3日単位の特別集中講座です。授業の重要性は変わらないものの、集中度・緊張感は今までに増して高まります。

その総決算が「夏期合宿」となり、それに向けての準備段階が来週からの「補講期間」「夏期講座」です。

夏期講座1ヶ月間で、ほぼ1学期全体に匹敵するような「試験演習」が行われます。「夏期合宿」一週間で、これもまた1学期全体と夏期講座1ヶ月分に匹敵するような演習、小テスト、解説授業が行われます。

1学期終了の7月7日は、今までに倍するような緊張感と集中度で行われる夏期講座・夏期合宿へのスタートラインだとも言えると思います。

塾生にはそのことを徹底的に理解させたいと思います。

来週月曜日の朝1で、そのためのHRが開催される予定です。