2012年12月11日火曜日

合宿時間割配付,他

まだ参加者全員が揃ったわけではありませんが,早めに「合宿時間割」を配付しました。同じものは「塾生専用ページ」に掲載してあります。

今回の合宿の特長は次の三点です。

①「一斉学習」を一日に2度置いたこと。

※朝食後の1時間と,夕食前の30分を「一斉学習」として確保してあります。この時間帯は原則として自分の学習計画,前回(前日)のテストの復習,その日の学習の重点をどこに置くかについての確認などに充てられます。

※全員が「大セミナールーム」に集合し,自分の机で「とにかく自分の勉強に集中する」ことが最大の目的となります。質問などはあとの夜の「SC」の時間に回し,今の自分がどの程度の理解水準にあるのかを,自分の目で,自分の力で判断するための時間です。

※「一斉学習」は二回ほど前の合宿から導入したもので,朝食後の時間を全員で静かに集中して勉強に打ち込むことから一日を始めることがいかに大事かということは,もう既に全員が理解してくれていると思います。この時間の全員の

「緊張感」

は,監督している私のほうが,

「恐ろしくなる」

ほどのものです。

今回は時間を短くしたものを夕食前にも置きました。一日の三分の二が終ったところで一回自分の勉強を

「〆ておく」

時間があったほうが,それ以後が

「ダレない」

のでは,という考えです。

②21時からの時間帯を「SC」としたこと

※この時期の勉強で一番大事なことは,「納得と確認」です。応用・実戦問題の解き方,絶対に知っておかなければならない事項の確認,予想問題など,頭に入れておかなければならない事項はたくさんあると思いますが,理解も納得もしていない事項をそのまま頭に入れることは「苦痛」以外の何物でもありません。参加塾生にはこの段階で「疑問」を徹底的に解明し,納得した上で頭に叩き込むプロセスを踏んでもらいます。

※もちろん理屈抜きに頭に入れなければならないものもあります。それはそれとして暗記するにしても,どこからどこまでが「理解」しなければならないもので,どこまでが「無条件に頭にいれる」ものかの区別することも大事なことです。

③「理科」を一泊増やして足掛け3日間のテスト・授業としたこと

※これから先,ストレートに得点に結びつくのは何をおいてもまずは「理科」です。ここで2泊3日を「理科」にかけて,出題の範囲を完全にマスターしてもらいます。

※「ここでやった範囲以外からは絶対に出ない!」「もし出たとしたも,受験生の中で誰もわかるはずはないのだから,分からなくても良い(得点差はつかない)!」と言えるだけのものを,ここでこなしてしまいましょう。

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以上の特長をよく理解し,積極的に参加してもらいたいと思います。