昨日の「朝から理科漬け」(笑)が一段落し、今日は午後から「英語」です。だいぶ「科目の切り替え」もうまくなったようで、分からない問題はあまり深追いせず、正月特訓に回すというような「受講上のコツ」も身についてきている印象です。
先日亡くなった、Apple社の創業者スティーブ・ジョブズ氏の言葉に、
「何をするかではなく、何をしないかを先に決めることが成功のコツ」
があります。
「現実歪曲空間の創造者」と言われた彼らしい言葉だとは思いますが、同時にこれは、改めて考えてみると、案外と
「あたりまえ」
のことなのであって、別に彼に言われるまでもないことなのです。
先日書いた通り、勉強(あるいは仕事)のコツは、
「優先順位の決定と遵守」
に尽きます。優先順位が低いものは必然的に「やらないもの」として後回しにされてくるし、それが当然のことだからです。
今この場で塾生たちは、「勉強最優先」の生活を送っています。自動的に「勉強」が最優先になる生活(とりあえずは勉強に全力を尽くすことのみが期待されている生活)は、苦しい面もあるにせよ、基本的には
「楽しい」
ものであるに違いありません。
優先順位が高い項目は、それなりの必然性があるのであって、必然性が高いということは同時に今の彼らに一番必要な事柄でもあり、それが結果として、自分たちの将来に直接つながってくるわけですから、楽しくないわけがないのです。
だからこそ、彼らは皆、24時間「勉強漬け」の生活に耐えられるのでしょう。
初日のHRで、私は参加者全員に対して、
「合宿って、一言でいうと何なんだろうね?」
と聞きました。
答えは(私なりのですが)
「持続可能な緊張感と集中力の訓練」
というものです。
個々の学習内容もさることながら、それらのすべてを可能にするのがこの「持続可能な緊張感と集中力の訓練」なのです。
それ以外のことはひとまず頭から追い出して、今はこのことに全力を挙げて取り組んでもらいたいと思います。
昨日からの画像を「専用ページ」にアップしました。ご覧ください。