今日は朝からメディカルテスト「数学」の解説が詳しくされています。
点数的に振るわなかった分、解説は念入りにということで、2時間を徹底的に使って説明・解説を行い、生徒の理解度に応じて補助プリントなどを渡すこともあります。
今日の午後は「化学」が解説されます。
試験を受けっぱなしにするのではなく、その都度念を入れて問題の解説をしてゆくことに大きな意味があるのです。
試験時間中には「何がなんだか分からなかった」問題が、先生の解説を聞くことで「こんなにやさしく解けるのか」という感動に変わります。
あとはそこまで自分の力で登って行く具体的な計画を、どのように立てるのかということになります。
明日は「英語」です。全訳と解説が配付されていますので、数学ほど時間はかからないと思いますが、同じように、皆が点数を落としている部分への徹底的解説・補助教材の指定などがあるはずです。
問題を振り返っているうちに、「なぜ自分にはその問題が解けなかったのだろう」という「悔しさ」でいっぱいになる生徒もいます。
試験中に苦労している自分の姿を思い出し、苦い思いを「追体験」し、「もうこの問題は二度と見たくない」という思いに流される人もいます。
そこを乗り切らねばなりません。それが「受験」というものなのです。
その時に助けになるのが、講師の先生方の励ましと同時に「友人とのチームワーク」です。
お互いに教えあい、分からないところ、分かったところを共有しあい、励ましながら先に進んでゆきます。
受験が「ひとりぼっちの山登り」ではなく、「チームワークに支えられたプロジェクト達成」なのだ、というのはそういう意味なのです。
勉強はこれからいよいよ厳しさを増してきます。その厳しさを「自分と仲間を鍛えてくれる絶好の機会」と捉えられるかどうか、来年の「合格!」はそこにかかっていると言っても言いすぎではないのです。