今週の初めから私のPCの調子が悪く、立ち上げとウェブアップにやたらに時間がかかってしまって、満足に記事を載せられませんでした。申し訳なく思っております。
##############
塾生の最近の生活から気のついたことです。
1.上級応用英文法の試験実施。全員追試!
9月から火曜日午前中の「上級応用英文法」の授業を私が担当しています。昨日、「準動詞(不定詞、分詞、動名詞)」と「関係詞」の「理解度確認テスト」を実施しました。私のクラスは比較的英語の学力の高い塾生のクラスですが、それでも『合格者無し!全員追試』となりました。
得点もさることながら、この試験の結果で改めて塾生の「応用力のなさ」が浮き彫りにされた観があります。
確かにこの9月からの授業でこなした問題数は合計で500題余り。復習だけでも大変だという気持ちは痛いほどわかります。
ですが
「やった問題の答えがわかるだけでは十分ではない」
このことに気がついている塾生が現時点で少なすぎるように思います。
「一度やった問題であれば、次回は私の代わりに教壇に立ち、他の人に教えられるくらいでなければ本当の実力・応用力とはならない」
採点・解説の後、全員にこう言い渡しました。
全員追試とは書きましたが、あと1問!のところで悔しい思いをした生徒もいたようです。次回の追試では
「全員合格!」
になることを期待しています。
※「上級応用英文法」のクラスは、単なる文法・語法の問題演習を超えて、読解・解釈・下線部訳、作文、長文読解のすべてに応用できる「最上級英文法」の演習クラスです。
2.休み時間の有効活用!(笑)
いつも16時から17時までのブレイクタイムに501教室で勉強をしているA君とB君がいます。
別々に勉強をしているようには見えないし、かと言って、彼らの真剣な表情は遊んでいるようにも見えません。
何をしているのか聞いてみて驚きました。週に三回、英語の問題(長文読解)を二人で解き、わからないところをお互いに教えあっているということだったのです。
一人ではなかなかできない「自主学習」を、学力が近い二人が互いに切磋琢磨しながら取り組んでいるのをみて、私は数年前に医進にいたYさん(防衛医大、日本医大合格)とTさん(秋田大医合格)の姿を思い出しました。
Yさん、Tさんの二人も、時間があると教室でいろいろな問題に取り組んでいたものです。
これからは特に季節や気温の影響から、一人での勉強はつい逃げ腰になり勝ちです。そのようなとき、一緒に今まで勉強してきた仲間との『連帯意識』が心の支えになることも多いのです。
いよいよ受験一色の体勢になってきたなぁと、改めて思った次第です。